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―――主 side








主「…気配がするな」









棺の扉が開かれる前に目を覚まし、いつでも動けるよう身構える

扉が開かれれば周りには自分と同じように棺から出てくる新入生達の姿

カリムとジャミルを探せば2人も同様に棺から出て、俺を発見したカリムが俺の方へやって来る









カ「無事に来れて良かったな!」


主「ああ、そうだな」


?「それでは、名前を呼ばれた方から闇の鏡の前に立って下さい」


主「アイツ誰?」


カ「さぁな〜、オレには分かんねぇけど」


ジャ「学園長の名前くらい把握しとけ。ディア・クロウリー先生だ」


主「あー…、なるほど」


カ「学園長だったのか!なっはっは!」


ジャ「全く…」


クロ「カリム・アルアジームくん」


カ「お?次はオレか!行ってくる!」


主「何処の寮になるのかねぇ?」


ジャ「さぁな。何処の寮でも、やる事は変わらないさ」


主「確かに」









カリムは闇の鏡に名前を告げると『スカラビア』と告げられた

砂漠の大賢者の熟慮の精神に基づく『スカラビア』寮

思慮深く、知略に優れた生徒が多いと言われてる寮だ。カリムはそこに選ばれた

続いて呼ばれたジャミルも『スカラビア』と告げられる。…俺もそこがいい









鏡「汝の名を告げよ」


主「ナツメ・ナファール」


「ナファールだって!?」


「世界一有名な暗殺一族だよな…?」


「うっわマジかよ!超レアじゃん!」


主「…うぜぇ(ボソッ)


鏡「汝の魂のかたちは……『スカラビア』!」


主「うぃーっす」









良かった…アイツらと同じ寮だ。これで学園の中でも、寮の中でもアイツらを護る事が出来る

無事に入学式が終わり、それぞれが各寮長に案内され動き出す

鏡の間から出ようとした瞬間、1人の生徒がよろけて倒れそうになった為、咄嗟に支えてやり体制を元に戻してやった









?「あ、ありがとうございます」


主「いや構わん。……海の匂いがするな」


?「!」


主「何だか、懐かしい匂いだ」


?「あ、あの…!」


主「ん?」


?「僕の事…、覚えていませんか?」


主「…アズール、か?」


ア「はい!貴方も、ここに入学したんですね」


主「久しぶりだなぁ、あのウツボ達は元気か?」


?「ここに居るよぉ〜?」


?「お久しぶりです」


主「おー、フロイドにジェイドか?随分デケェなおい」


ア「190と191ですからね」


主「わぉ…デカ過ぎる」









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設定タグ:ツイステ , ツイステッド・ワンダーランド , 男主   
作品ジャンル:ギャグ
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作者名:抹茶ラテ | 作成日時:2020年7月4日 18時

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