【ツイステ】暗殺者だけど？ (ページ14)

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profileの変更を少ししました！

―――主 side

主「捜してみるか」

嗅覚を使って捜してみる事にした

大人達が『人魚は怪我をしてる』という言葉を吐き捨てながら捜してる為、血の匂いを嗅げばすぐに場所は割り出せる筈

浜辺の奥深く、誰も分からないような洞窟の奥から血の匂いがした。だんだん匂いが濃くなっていく

主「やっぱり居たか」

？「！？」

？「に、人間…！こんな所にまで！」

？「ぐ…ッ、アズール、フロイド…僕を置いて早く逃げて下さい！」

ア「そんな事出来る訳ないだろ！」

フ「ダメだよジェイド！オレは離れないからね！」

ジェ「しかし…！」

主「あのなぁ…、俺は人魚なんかどうでもいいんだよ。怪我してんだろ？治療してやっから大人しくしろ」

フ「！？ジェイドに触るな！」

主「はいはい、良いから落ち着け」

フ「…ッこの！」

ーーースッ

俺は瞬時にナイフを取り出し、フロイドと呼ばれたウツボの人魚の右眼ギリギリのところでナイフの先を止めた

いきなりの事で動けなくなってしまった３人に、俺は同じ言葉を今度は声を低くして伝える

主「落ち着けって言ってんだろ。治療が先だ、手間を取らせんじゃねぇよ」

言う事聞けねぇなら殺すぞ？と殺気を少し混じえて告げれば、アズールと呼ばれたタコの人魚が治療をお願いしますと言ってきたのでナイフをしまう

どうやら少しだけ毒が盛られてあったらしく、傷口からドクドクと血が止まる事なく流れ出ている

主「ふむ、まずは解毒が必要だな」

ア「わ、分かるんですか？」

主「ああ。この手の毒は、解毒すりゃ簡単に動けるようになる」

フ「ホント…？ジェイド、治るの？」

主「安心しろ、お前の兄弟は死なせねぇさ」

フ「うん…ッ」

主「今から解毒薬を渡すからそれを飲め、そしたら次は傷口を塞ぐ」

ジェ「分かりました」

バッグの中から解毒薬を取り出しジェイドに渡す

ジェイドがそれを飲んだ事を確認すれば、応急処置として持っている酒と針と糸を取り出しアズールとフロイドにジェイドを押さえるよう告げる

主「これから傷口を塞ぐ。麻酔なんてもんはねぇから、痛みで暴れられても困る。ジェイドをしっかり押さえてろ」

ア「わ、分かりました」

フ「ジェイド…」

ジェ「大丈夫ですよフロイド」

主「後は舌を噛まねぇよう布を口に入れるぞ。噛むなら布を噛め」

ジェ「はい」

主「始めるぞ」

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