【NCT】In A Dream #7+ (ページ13)

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俺たちは失うものが多すぎた。

正直言うと、やっぱり、まだ正直若干、辛い。

HC「ヒョン、もう行かないと。」

MK「ちょ、ちょっと待って。」

Aのことは前から知ってたけど

全然心が追いつけなくて、

HC「いい加減にしてよ、先に降りてるからね？」

DREAMのスケジュールに行かなきゃいけない。

エギたちが下に停まってる車で待ってる。

Aが再び立たせてくれたDREAMのステージに

俺は、何があっても立ち続けなきゃいけない。

A面接受かった!

シューシー今度dreamの練習見させてくれる?

タロちょっとラップの練習付き合って欲しい

そんちゃんカムバックおめでとうございます!

重く、背負ってしまった何かが

俺の背中をベッドから離してくれない。

JS「ヒョン、行こう。……泣いてるの？」

MK「泣いてなんかないよ。」

JS「泣いてないけど、泣いてるよ。」

俺を引き摺り下ろしにきたチソンが

いつのまにか、俺よりも大人になったみたいに見える。

JS「ヌナがカムバステージ、見にきてくれるって。」

そんな言葉に単純に引き寄せられて

カムバショーケースをするためにバンに乗る。

遅いだとか、減点だとか好き放題言う弟たち。

そういえば、卒業する前もこんな感じだったよな。

RJ「誰か、Aの再就職先聞いてない？」

JN「もしかして教えてもらえてないとか？笑」

RJ「や、お前聞いたの？」

JN「ふふふ、ロンジュンには秘密にしようかな笑」

JM「あ〜どうしよう俺も知ってるんだけどなぁ♡」

RJ「なんで？なんで俺だけ？」

HC「じつは俺はガチで知らない。」

MK「口の軽いやつには言わないって言ってた。」

CL「ヘチャニヒョンとロンジュンは前科があるからね」

時々こう思うんだ。

全て、夢だったらって。

正直若干、幸せだったことも沢山あって

夢で終わるには勿体無くて、

夢から覚めたくなくて眠り続ける。

いつか、月曜日みたいな日が来て、

目を覚さなきゃいけないとしたら

その時俺は、どちらを選ぶだろうか。

醒めた先の現実では何も失わずにいられるだろうか。