まふまふがヤンデレ ページ10
まふまふの視点
Aがさっき僕よりかそらるさんの方が好きって言って焦った。
それと同時に言葉じゃ言い表せないくらいの、黒い感情が僕を取り巻いた。
ぐるぐる、まるで僕を取り囲むように。
気づいたら僕は、ありったけの力でAを抱きしめていた。
「苦し……まふ…離し…て」
Aの苦しそうな声が聞こえてきて、やばい離さなくちゃ、と思う反面。
このまま、Aを気絶させて一生僕の部屋に閉じ込めるのも悪くないかも…なんて思ったり。
「本当、僕って最低」
心に思ってた事が、いつの間にか口にでていた。
「…まふ？……別に…最低…とか、思って……ないから」
でも、Aはこんな僕を罵らない。
だから、だめなんだよ。
ほら。
こうやって僕は、また君に依存していくんだ。
「ねぇ、A。蜘蛛の糸ってあるでしょ？」
「ん……あ…るね」
「Aはね、蜘蛛の糸なんだよ。そこに、みんなが助けを求めてすがるんだ」
Aは、もう息が途切れ途切れで凄く苦しそう。
でも、勿論僕はAを抱きしめる力を弱めない。
Aが、本当に苦しくなってきてからが本番。
ここまでは、なんとか息が続いてるけど…いつまでもつかなぁ。
あぁ、必死に息しようとしてる……可愛いねぇ。
「ねぇ、A。ここで僕から提案があります」
明るい声で言えば、苦しそうなAが僕の方を向いて少しだけ微笑む。
一体、いつまでもつんだろ。
「あのねぇ、このまま(主人公)が死んじゃったら悲しいので…
提案一。僕からのキスで酸素を取り込む！
提案二。キスが嫌なら、歌い手をやめて僕のとこに一生側にいる！
提案三。このまま…僕と死ぬ！」
息がそろそろもたなくなってきたAに、こんな鬼の選択を迫らせるなんてどんだけ性格悪いんだ。
でも、Aがギリッギリのギリッギリまで息ができなくてそろそろ死ぬ…なんて思った時に僕の三択を選ぶってなんかいいな。
僕が、Aの命握ってんだもん。
忘れてもらっては困る。
……お、そろそろかな。
Aは、とうとう息ができなくなったのか、決断をしたらしい。
息ができないので、勿論話せない。
だから、代わりに指で答えを送ってきた。
指が震えてる。
本当に息できてないんだろうなぁ。
Aが震える指で、示した答えは
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
siranna - 何かの事情で更新できないとかですかね？でも、また作品で会えればいいなと思います！ (2018年6月22日 21時) (
レス) id: 8924ba12d6 (このIDを非表示/違反報告)
46猫＠スヌーピー(プロフ) - めっちゃ面白いです！それとあるふぁきゅんさんとクプラさん追加できますか？ (2018年5月31日 21時) (レス) id: 00438dbadd (このIDを非表示/違反報告)
ハル猫 - 名前の変更でけへんー (2018年5月21日 0時) (レス) id: 43f0908ced (このIDを非表示/違反報告)
夕空 - うそだうそだぁー東方叫んでいたらマザーにオコラレマシダ (2018年5月20日 23時) (レス) id: a5be9f0e20 (このIDを非表示/違反報告)
雪まる./(Hina(プロフ) - そうですか…悲しいですがまたこの作品以外のところなどで会えることを願って、待たせていただきます。 (2018年5月20日 22時) (レス) id: 1acb479d41 (このIDを非表示/違反報告)
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