紅一点と人気No.1 ~Second~ (ページ11)

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恭平ページ11

Aside

やっと帰ってくれました
開放感エグい十時さんです。

西畑「Aどーするん？？」

『稽古そろそろ終わる？』

藤原「あと年上組が30分くらいやんな。年下組は自主練」

『自主練とか出来たんやねー』

振付師「うわぁ、Aやないのぉ！」

『うーわっ、鬼付師笑』

振付師「まーたそんなんゆーて笑」

『だって厳しいんやもーん』

振付師「相変わらず生意気やなぁ笑ほら、練習再開すんでー！ちびっこ達と中高生は別室なー」

「「「はい！」」」

みんなぞろぞろ移動する中……

高橋「Aこっち」

『はっ？え、ちょ、』

連れてこられたのは稽古場とは逆側の人通りの少ない階段前

『なに？どーしたと？』

高橋「俺な、なんか変にスイッチ入ったみたい笑」

クスッと笑ってチュッと触れるだけのキス

『っ、//』

高橋「慣れてへんの？笑」

『こういう不意打ちがね笑恭平慣れとるやん。年下のくせにうざい。』

高橋「俺やって今恥ずいねんで？A相手やん。なんちゃAが初奪ったもん」

『えっ、そーなん？』

高橋「あったやん。俺が中学の頃に一緒買い物行ってさ」

『あー笑あのジャケットのやつね笑あれ事故チューやん笑』

高橋「そーそ笑俺が試着したジャケットの着方こっちの方がいいんやないゆーて」

『直してて不意に顔上げたら顔が近くてね笑そしたらまさかの唇重なってたっていう笑』

高橋「あれ初やで？笑レアレア」

『私の初は誰やったっけ？廉かな？』

高橋「はっ！？羨ましすぎ笑」

『廉としたいと？笑笑』

高橋「ちゃうわ！笑笑」

道枝「お二人さーん、帰る時間なってんでー」

『うわマジ！私明日も仕事やし帰って休もっかな』

高橋「ほんま？頑張ってな」

練習室にカバン取りに行こうとすると

ｸﾞｲｯ
ﾁｭ

高橋「またその可愛い顔見せに来てな？」

『だぁぁぁ！！もう！うざい！///笑』

高橋「照れとるくせに笑今度デート行こな？」

『お断りします』

高橋「なんでっすか」

『君が卍やけん』

長尾「あの、もう帰れって言われてますけど、」

『あっ、謙杜！じゃあ帰るねー』

高橋「お疲れっす」

恭平と別れて準備し、外に出た

謙杜「Aちゃん！」

『あっ、謙杜やん！お疲れー』

ちょっとした挨拶を交わして2人で歩き出す

長尾「さっき恭平と何やってたんですか」

『えっ、何って、サボってお喋り？笑』

長尾「戻ろうとした時の一部始終見てました」