壮行会 4 ページ7
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「…男って本当めんどくさいね！」
涼音の言葉に
「女もめんどくせーけどな！」
高杉くんが答える。
「そのめんどくせー事を、それでもしたいと思えるのが恋愛ってことね」
そう言って涼音がグラスを傾ける。
「な、なんかかっこいいね、す、涼音ちゃん！」
花凛が頬を染めながらキラキラした瞳で涼音を見た。
「…こいつの恋愛論を鵜呑みにすんなよ？花凛。
とことん経験値不足だからな？！」
「しっつれいね！ちょっと自分が経験値高いからって！！」
「仕方ねーだろ？こればっかりは相手がいないと経験値も上がんねーからな！」
「くーーーっ！なんか悔しい！
こんななりだけど、中身女子会ノリなのにね！！」
「なんだよ、女子会ノリって」
「私とこんな会話を繰り広げるレベルの低さってことよ〜！」
「自分のレベルの低さを認めたか…！」
「ああ言えばこう言う！ほんっと腹立つわ〜！！」
楽しそうに言い合う2人を
やっぱり微笑ましく見てしまう花凛と私。
「や、やっぱりお似合いってこ、事だよね」
「そうだね」
納得の一杯を口にすると
「そこで納得しないでくれる？！」
2人に凄まれた。
花凛と目だけを合わせて見合う。
やっぱりお似合いじゃん。
東京でもかけがえのない繋がりが出来た。
花凛は私と同じ札幌支社勤務だから、週が変わっても札幌で一緒だし。
「そう言えば、花凛、引越し日曜日なんでしょ？」
私の言葉に花凛が頷く。
「う、うん」
「明日は帯広帰って、日曜日に札幌入りするの？ハードスケジュールだね！」
「ま、真っ直ぐ札幌に行くのもか、考えたんだけどね。
やっぱり、か、家族にも会ってお土産とかわ、渡したいし…」
「引越し先に荷物ある程度行ってんだろ？」
「う、うん。準備してたものはか、家族が手配してや、やってくれてるから、あ、あとは私が帰るだけ…なんだ」
「Aんちに近いの？」
「近く…はないかなぁ。ちょうど会社挟んで反対側なんだよね」
「で、でも遊びに来てね！」
花凛が困り眉で私を見る。
「もっちろん！花凛もうちにおいでよ！お母さん楽しみにしてるから！」
「あっ！私もAのお母さんのごはん食べたい！！」
「あっ…！
お、俺も興味ある….んだけど…」
そんな風に言ってもらえて
「もちろん、皆おいでよ〜〜！」
嬉しくて頬が緩む。
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かえる(プロフ) - 手を繋いでの映画鑑賞ですか？ムフフフフ♪確かにラブストーリーは観れないですよね〜( 〃▽〃) (2018年6月20日 3時) (
レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ホラーに打ち勝とうとしてますよ、かえるさん。^_^;荒療治ってやつですかね！ (2018年6月19日 9時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あれま…ホラーダメなのか…φ(．．)映画館で叫んだり目を背けたりする姿もまた愛しく思うから大丈夫♪大丈夫♪新たな一面発見！って嬉しいもんですよね〜 (2018年6月4日 22時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» どういうデートが正解なんでしょうね〜！とりあえず、どんな映画を見るんでしょう、2人は。(*^^*) (2018年6月3日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - キャー( 〃▽〃)デートしてますよ♪ (2018年5月30日 4時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2017年10月15日 20時
