変わらない距離感 ページ41
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今年、私が作ったのはチョコタルト。
凄くシンプルだから、チョコだけは少し贅沢なものを使った。
とりあえず成功…かな？
ジヘに遅れてラッピングをすませていると
「ご飯よぉ〜！運ぶの手伝って〜」
と、母の声。
「はぁ〜い！」
作業途中の私の代わりに、ジヘがきっちりお手伝いしてくれた。
ダイニングテーブルに夕食の準備が整った頃、
インターフォンが鳴ってユノがやってきた。
ユノが来るとわかって、どんな顔をして会えばいいんだろうと思ったけど
「こんばんは〜っ！」
至っていつもと変わらないユノにホッとして
私もいつもの私でいいんだと、安心した。
そう。
いつもの距離感でいいんだよね。
ただ、以前と違うのは
ユノに、私はチャミくんが好きだと言ったこと。
ユノが、安心して私から離れられるように…
離れるまでは…
それを通さなくちゃ……
「いただきまーす！」
4人でダイニングテーブルにつき、手を合わせて一斉に食べ始める。
「うーん！やっぱり美味しい！おばさんのご飯！」
「昔っから変わらず美味いなぁ〜」
本当に嬉しそうに食べるユノとジヘ。
こんな風に食べてもらえたら……
母を見ると、本当に嬉しそう。
「私、今度おばさんに料理習いにこようかなぁ。
オンマからはな〜んにも習えないし！」
そう言って笑うジヘ。
ユノとジヘのお母さんは…あまり料理することないもんね。
「あらっ！いいわよぉ〜、ジヘちゃん！いらっしゃいな！
皆帰りが遅くて寂しかったの〜。
空いてる時、いつでもいらっしゃい！
そして、スヨンたちにも作ってあげて！」
実に嬉しそうな母。
そうだよね。父も息子も遅いし、私もバイトで土日もいないし…
「そんなに寂しいなら、母さんも働けば？」
私がそう言うと
「それも考えたんだけどね〜
母さん鈍いし、家のことやってる方が性に合うのよ〜」
そう言ってニコニコ笑う。
鈍いって。自分で言って笑ってる。
そういうところが我が親ながらちょっと可愛いとか思っちゃう。
「うん、うん！おばさんはそのまんまがいい！
ねっ？！おっぱ！」
「んんっ？！」
いきなりジヘに話をふられて顔を上げたユノの頬が思いっきり膨らんでいた。
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
