叫ぶ ページ37
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一人になった部屋で
ベッドに寝転がる。
部屋を出る時
ベッドに座ってうつむく私にユノが言った。
「……口が過ぎて…悪かった……。
その……Aが幸せなら…いいんだ。
子供扱いしたいわけじゃなくて…
ただ…心配で…」
私はユノに背を向けたままでいた。
「Aには…笑ってて欲しいし…
幸せになって欲しい…
だから……その……」
背を向けたまま、目を瞑る。
もういい…
もういいから、ユノ…
「……本当にごめん……」
最後に一言そう言って部屋を出て行った。
階段をおりていく。
玄関ではジヘが準備していたみたいで
何やら帰りの挨拶をしているらしい様子を感じる。
そして、静かになった。
と、同時に私はうつ伏せになり枕に顔をうずめる。
顔をうずめて思い切り叫んだ。
今までの想いを全てぶつける勢いで
枕に向かって声にならない声をあげ続けた。
心の中で何度もユノにさよならを言いながら。
ひとしきり泣いて
仰向けになって天井を見る。
泣きすぎて腫れた瞼がきちんと開かなくて
眠気もあったけど
このまま寝たらヤバいと思って
勢いをつけてベッドから立ち上がる。
お風呂に入ろうと準備をして
部屋をでたところで航平に会った。
「…あんた…今帰ったの…？」
「お、おお。部活でミーティング長引いちゃって…
って、
…姉ちゃん…どしたの？その目」
航平に指摘され、思わずケリを入れる。
「あんたが帰るの遅いからっ！
こーなんのよっ！」
「…え、ええっ？！俺っ？！なにがっ？！」
クエスチョンマークだらけの航平を後に階段をおりた。
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
