兄の顔 ページ34
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同じ屋根の下にユノがいる、というだけで
自分の家なのにどこか落ち着かない。
机に向かってみたり
ベッドに寝転がってみたり
離れよう
離れなきゃ
と思っていても…
結局、家族同士の長い繋がりもあるから
ここにいる限りは本当に離れることはできない…
ベッドに横になったまま
天井をぼーーっと見つめていたら
ドアをノックする音がして体を起こした。
「はい？」
声をかけると同時にドアがあいて
「おっじゃま〜」
マグカップを持ったユノが入ってきた。
「…ちょっ…！どうぞとも何とも言ってないのに〜！」
慌ててベッドサイドに座り直した。
「いーじゃん。カフェオレ持ってきてやったのに〜」
ユノからカップを受け取ると
ユノは私のデスクの椅子を引っ張り出して座った。
……座るのか……
「Aの部屋、入るのすげーー久しぶりだな！
相変わらずこざっぱりしてるな〜。
女の子の部屋って、もっとこう、キラキラしてるもんだろ？」
そう言って両手でキラキラを表現するユノ。
「……誰と比べてるのよ……」
思わず呟いた私のことは全く気にせず
キョロキョロと部屋を見渡すユノ。
「ちよっと！あんまりジロジロ見ないでよ！」
「あー…ごめん、ごめん」
「真面目に謝ってないでしょ、それ」
そう口を尖らせる私に、ユノは優しく笑う。
どきんと心臓が跳ねる。
………やめてよ……そんな風に笑わないで……
すると
次の瞬間ユノが真面目な顔をして聞いてきた。
「……あのさ……
ジヘの本命の相手…って……
どんな奴かわかる…？」
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
