信用…YN ページ6
★★★
サラのことでAさんを不快にさせてしまったか、と慌てて言い訳をしたけど
どうやらAさんの意識が集中しているのはそこでは無いような気がした。
「…ユノくんは………信用できる…よ？」
ようやく、腕の中で呟くAさんの言葉に
やっとわかった。
Aさんが信じていないのは、自分。
これまで、2回も彼を奪われる形となったAさんにとって
僕に3回目の可能性を…？
そんな僕を心配、信用していないんではなくて
僕を繋ぎ止められないかもしれない、と
自分のことを信用できていないんだ…。
…本当に真面目なんだから…。
それが微笑ましくもあり、
そして、
少しだけ辛い。
どうしたら
迷いなく先へ進んでくれるかな…。
ようやく繋いだ手を
腕の中の温もりを
二度と離すつもりはないから。
なんとか、Aさんに伝えよう。
そう、決心して、
まずは動くことにした。
「…Aさん！起きましょう！」
声をかけて、抱きしめていたAさんごと起き上がった。
「…うわわっ」
いきなり抱き起こされて慌てるAさん。
「…お腹が空いてると人間、ろくな考えは浮かびません！
まずはきちんと起きて朝ご飯、食べましょう！」
「えっ…ええっ？！」
「僕、先に洗面所借ります！顔洗ってきます！」
そう言ってAさんを残し、僕は洗面所に向かった。
慌てなくて大丈夫だ。
今、こうして2人でいることができているんだから。
ゆっくりで大丈夫。
洗面所の鏡の中、
少し情けなさそうな顔の自分に言い聞かせる。
そうだ。
Aさんのご家族や、工藤さんたちにもきちんとお詫びをしなくてはならないんだ。
さっぱりとした、迷いのない顔で会わなくては…！
★★★
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» ヒチョルでしたー！！(*^^*) (2019年12月23日 8時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - ヒチョルでしたか… (2019年12月23日 3時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» それね！！！もちろん！！チラッと出しますとも！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - むかぁーしむかーし、ヒチョルとユノがいるところをユノの彼女が見て怒って別れたらしいのよ女性より色気あるからヒチョル (2019年12月22日 23時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» えっ、……ゆ、YUNのさん、噂のお話とは……！！！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年11月8日 21時
