OMG…YN ページ25
★★★
Aさんを見送ったあと、詰め寄られるチャンミンに引きずられるように大学の寮に連れて行かれ
斎藤くんも交えて今回の顛末について説明をした。
斎藤くんも収まるところに収まった、と喜んでくれて、
本当に僕の周りには優しくて素敵な人が多いな、と嬉しくなってくる。
そのまま寮で晩ご飯をご馳走になり、帰宅しようとふと、スマホに目をやると…
「…………………っ…あーーーーーっ！！」
思わず、大きな声が出た。
「なっ、なな何ですか！いきなり！」
僕の声に思い切りビクついたチャンミンが目を丸くする。
「うわっ…ヤバい！！僕、小林さんに連絡入れるの忘れてた…！！！」
「えーーっ？！そりゃヤバいじゃねーっすか！！
なんでそこ、忘れるかなぁ？！すっっっごい心配してますよ！小林さん！！」
「うわぁぁ……どうしよう〜！！
見てこれ…」
思わずチャンミンにスマホのディスプレイを向けた。
そこには
柱の影からこちらをチラチラ見ている北海道ご当地ゆるキャラ、やベーベやのスタンプがあった。
ご丁寧に動くスタンプだ。
「…あらら……。
気を使ってLINEで控えめに様子伺いをしてくれてますねぇ…」
「だよねぇ…。それなのに………僕…………！
うわぁぁ……！
残りの仕事も押し付けてきたようなもんなのに、僕ってなんて薄情な…！！」
申し訳なさすぎて、思わず頭を抱えてしまう。
「正直に言うしかないじゃないですか！
ヌナに告白できて、結婚も阻止できて、なんならお泊まりもしてしまって、幸せ気分でご飯なんか食べてたせいで連絡が遅れましたー！って！」
淀みなくそう言うチャンミンに
「……面白がってるだろ…」
つい、恨めしげな視線を送ってしまう。
「まぁ、何をどう言おうと事実は変わりませんからね！
人間正直が1番ですよ！はっはっは〜！！」
そう言ってチャンミンは高笑いした。
「…うーーー！とりあえず帰り道で連絡するよ！
じゃあ、ご馳走さまでした！」
チャンミンと斎藤くんに挨拶を済ませて、地下鉄の駅を目指して歩き出す。
歩きながら、小林さんに電話した。
★★★
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» ヒチョルでしたー！！(*^^*) (2019年12月23日 8時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - ヒチョルでしたか… (2019年12月23日 3時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» それね！！！もちろん！！チラッと出しますとも！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - むかぁーしむかーし、ヒチョルとユノがいるところをユノの彼女が見て怒って別れたらしいのよ女性より色気あるからヒチョル (2019年12月22日 23時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» えっ、……ゆ、YUNのさん、噂のお話とは……！！！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年11月8日 21時
