叫ぶ、竹下さん…YN ページ27
★★★
「だから、Aさんは、ユノさんが自分を好きだなんて、多分これっぽっちも思っていないんですよ！
それどころか、女を武器にすることが全くないAさんにとって、
ユノさんの好きな人が女子力の高い女性だと思い込んでしまったために、
尚更自分ではありえない、と思ってしまったんだと思うんです…！」
竹下さんの言葉に
軽くショックを受けてふらつきそうになった。
…ちょっと待って。
じゃあ、僕はある意味、本命に思っている彼女がいながら…
Aさんにモーションかけてたように取られていた…と言うわけ…？！
………まじか。
そんな節操のない男に見られていた…？！
…そりゃあ
真面目なAさんにしてみたら
ただの不誠実な男でしかないよな…。
びっくりしすぎたあとは
ただただ力が抜けてしまい
肩が下がる。
ため息も、出る。
「………………」
言葉もなくなった僕の目の前の竹下さんは
頭を上げられなくなってしまっていた。
「………ごめんなさい」
あんなにトゲトゲしていた竹下さんが
Aさんを助けるために走り、怒鳴り、
そして、今は小さくなっていて…
その様子に
僕ももう、仕方ない、と、思ってしまう。
「…そういう、流れだったんだと思うよ…気にしないで。
経過はどうであれ、今のこの状況でAさんが幸せなら…それで良いんだから…」
僕がそう言うと、竹下さんは勢いよくその顔を上げた。
「…！違いますよ！ユノさん！
本来の流れを断ち切ったのが私なんです！
ずっとこの可能性を心の中で打ち消しながらきたけど、
Aさんが工藤さんと結婚するのが最善なんだとしたらこのまま黙っていようと思ったけど、
でもやっぱり、ユノさんはちゃんと誤解を解くべきです！
だって、Aさんだって絶対ユノさんのことが好きなんですから！！」
★★★
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まい - ピアスの件は話すことができてよかったと私も思いました。私はユノさんよりちょっと年下(ほぼ同世代)ですが、こんな風に思われたらキュンとしちゃいそうです(*^^*) (2019年11月7日 20時) (
レス) id: 07f9b9444b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - 裕さん» いつになったらなれますかね〜^_^; (2019年11月7日 18時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 素直になれ〜〜〜ヾ(･ω･｀) (2019年11月7日 16時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - 裕さん» 激しいツッコミをありがとう！！ (2019年11月7日 15時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おいおいおいおいーっ！！！素直にならないとまぁ〜た誰かを傷付けちゃうわっ！(≧Д≦) (2019年11月7日 15時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年10月14日 17時
