いく先は…YN ページ19
★★★
「はああっ？！なんだって？！！
あんっ……のクソがっ……！！」
激昂した小林さんが思いっきり机を叩いた。
「僕、とりあえず✖✖ホテルに行ってみます！ 良いですか？小林さん」
「ああ、ああ、緊急事態だ！
仕事なら後で徹夜ででもなんとでもやってやらぁ！」
言いながら、小林さんはスマホを操作した。
「…ダメだ。Aの携帯、繋がらない。圏外だ」
そう言って舌打ちをする。
「とりあえず、タクシーでホテルに向かってみます！
その中で何か方法を考えましょう！
小林さんはこのままAさんと連絡取ってみてください！」
「わかった！
仕事片付けたら俺も動くわ」
ジャケットを持って、
僕はフロアを飛び出した。
タクシーに乗り込み、ススキノにほど近い✖✖ホテルを目指す。
もし本当にそこにいるとして
じゃあ一体、その先はどうしたら良いんだろう？
ホテルに呼び出したとして
男が動いているのか、
誰かを動かしているのか、それすら見当がつかない。
だけど、あのまま大人しくフロアにいることなんてできなかった。
とにかく動かなければ！
少しでも、少しずつでもAさんに近づかなくては…！！
僕は、目的のホテルにより近い位置にいるチャンミンに電話をした。
「チャンミン！Aさんが狙われてる！
男に呼び出されて、✖✖ホテルに向かってるらしいんだ！
僕よりチャンミンの方が近い！向かってみてくれないか？！」
チャンミンは僕の言葉に絶句した後
電話の向こうでものすごい大声で怒りを爆発させた。
『はああああーーーーっ？！なんっっっですかそれ！！！』
そして、すぐに寮を飛び出してくれた。
「だけど、ホテルに着いても部屋がわからないんだよな」
『とりあえず、あの男の顔写真でも見せて聞いてみますよ！
なんとしてでも捕まえないと…！
あ、それから斎藤くんには別に動いてもらってますから！』
「…べつ？」
『例の情報網を使って、情報を集めてもらってます！』
…あ、チャンミンが僕を見つけたあの時の…？
『知ってました？残念ながらあの男もOBなんですよ、ここの。
フェイスブックなんかでも何か見つかるかもしれません！
諦めませんよ、ヒョン！』
チャンミンの言葉に力をもらった。
「…おう！」
Aさんに指一本触れてみろ。
ただじゃおかない…！
★★★
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千衣(プロフ) - 清香ちゃん格好いー♪清香ちゃんだからこその台詞だね♪ (2019年6月10日 3時) (
レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - いなほさん» 美人に正論吐かれるともうぐうの音も出ませんね！^_^; (2019年6月9日 21時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まいさん» 新曲も気になりますが、まずは目前に迫ったユノソロですね〜〜！！(*´ー｀*) (2019年6月9日 21時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» そうそう！母は強し！！ですもんね！まぁ、実際これから大変でしょうけども…^_^; (2019年6月9日 20時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 自分が矢面に立つのも辞さない潔さ！！ここまで成長してくれるとは思ってませんでした〜〜^_^; (2019年6月9日 20時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年5月19日 8時
