体育大会 30 …YN ページ49
★★★
�猜腸饉阿泙任�体育大会！体育大会の間は骨抜き作戦遂行ですからね！��
前さんに逐一言われていたから少しずつ身についてきた。
とりあえずひたすら愛想よく。
声をかけられたらニッコリ笑う。
全ては我が部を勝利に導くため。
そう思って頑張っていた。
もちろん、声をかけられれば彼女にも笑ってみせる。
他の人に応えているのに、彼女だけを無視するわけにもいかない。
周りに気を遣いすぎて疲れた時には流れでふと、Aさんにも視線を移してみる。
Aさんは応援も一生懸命だから
絶対に見ていてくれているはずだから。
だけど
その応援の姿に少しずつ影が見え始めていた。
始めはしっかり視線が合って
「頑張れー！」
と声をかけてくれてたAさん。
大盛り上がりで共に勝利で終えたバレーまでは普通だと思っていたのに
その後のバスケットの時には応援の声も余りかからなくなってきて
視線を移しても僕ではない誰かを見ている感じで。
少しの寂しさを感じながらも
…バレーで疲れたのかも知れない…
そう思って、ある程度納得していた。
僕と同様ほぼ出ずっぱりのAさん。
小柄な彼女と僕ではスタミナが違う。
…そうだ。きっと疲れてるんだよ…
そんな彼女のために今、できることはやっぱり勝利しかないよな！
気合も新たに試合に臨み、
バレーに続き、バスケットも優勝で終える事が出来た。
メンバーで喜び合い、
次にギャラリーに向かいハイタッチで進んで行ったけど
その中にAさんの姿が無くて
一抹の不安が胸をよぎる。
…具合でも悪くなった…？
その場の人たちとのハイタッチを終えた後、僕は慌てて前さんを捕まえた。
「ま、前さん！Aさんの姿が見えませんけど…」
「え？ああ…トイレ…じゃないですか？次はいよいよ最終競技のドッジボールですからね！！」
「…え、あ……そうか」
トイレか。
そうか。そうだよな。
自然現象だもんな。
前さんの言葉に落ち着きを取り戻し、ドッジボール用のゼッケンを受け取って指定コートに向かう。
ドッジボールではまた、Aさんと一緒だ。
★★★
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 311人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうの(プロフ) - nononoさん» ハイタッチとか、ハグとか、男同士は簡単にするけど実際の韓国男児って、女性に対してはどうなんだろう？？ユノも普通にサラリーマンだったらするのかなぁ？？ (2018年12月22日 8時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» スタンド席の皆さんは野鳥の会よろしく、双眼鏡ガン見かも…？！コバさんは、しっかり自宅で綾音さんと練習した甲斐がありました！ (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» コバさんの考えはシンプルでポジティブでストレートなんで気持ちが良いですよ〜。のこさん、是非コバさん誘って人生語り合ってくだされ。 (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 影に隠れていても何もならない、と実感している彼女は、使えるものはなんでも使って自分の欲望を満たそうとするでしょうね。お互いが弱点だから、そこを突かれたら身動き取れなくなりますね、2人とも。しかも、ヒロインは彼女にトラウマが…。^_^; (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
nonono - ハグ〜(//∇//)の文字だけで、ヘラヘラしてしまふーwwwやったねー！一瞬かもしれないけど、喜びを一緒に感じて良かった！ (2018年12月18日 19時) (レス) id: 399d76873f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年10月27日 1時
