会場入り…YN ページ19
★★★
グリーンドームに到着して、中へと進む。
「…こんなところ借り切って体育大会やっちゃうなんて凄いですね〜」
普通にアーティストがライブをやるような施設らしい。
「そうだね。私もはじめはびっくりした！」
Aさんがそう言いながらスタンド席を目指す。
「スタンド席がそれぞれ部で割り当てられてるから、そこに手荷物を置いたら、下のアリーナに集合だよ！」
言われた通りにそれぞれの部の名前の書いてあるあたりの座席に手荷物を置いて、アリーナへと下りた。
「あ！おっはよう〜〜！ユノくん！Aちゃん！」
下りたところでちょうど彼女と会った。
「…おはよう」
「おはようございます」
少し声のトーンが落ちたAさんの挨拶の後で
僕も挨拶を済ませる。
「お？おお？受付の超美人じゃん！」
「うっわ、本当美人！」
「な、なんでユノさんもAさんも知ってるの？？」
周りにいる皆が騒ぎ始めた。
「あ、おはようございまーす！
Aちゃんとは小学校からの幼馴染みなんですよ。
今日はお手柔らかにお願いしますね！」
いつもよりいくらか大人しめなメイクで
それでもブランド物のトレーニングウエアに身を包んだ彼女は
皆を見てニッコリ微笑んだ。
「あ、よ、よろしくお願いしまーす！」
皆の顔が赤くなる。
彼女はそれ以上とどまる事はなくて、くるりと踵を返して進んで行った。
まあ、客観的に見て美人なのは認めよう。
だけど僕の好みではない。
「これは……想定外でした」
「えっ？！」
いきなり背後から声が聞こえてきたから思わず振り返ると
「……骨抜き作戦のメンズバージョンを仕掛けられるとは……」
眉間にしわを寄せた前さんが僕を通り越した先を見つめていた。
「は、ほねぬき…さくせん？？」
聞き返す僕に
前さんはキリリとした瞳で僕を見て
「ユノさん！！コートの中だけではなく、コートの外でも！ファンサをお願いしますね！！」
そう言って、誰かに呼ばれて走って行った。
ふぁ…ふぁんさ…？？
頭の中に色々なクエスチョンマークが浮かぶ中、
目の前にいるAさんの視線が僕に向いた。
「いつも通り、皆と仲良くしてれば良いんだよ！」
そう言って笑うAさんは
さっき彼女が近づいてきた時に感じた緊張感が解けていたから少しホッとした。
「仲良くですね！了解です！」
思わず敬礼して答えた。
★★★
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ゆうの(プロフ) - nononoさん» ハイタッチとか、ハグとか、男同士は簡単にするけど実際の韓国男児って、女性に対してはどうなんだろう？？ユノも普通にサラリーマンだったらするのかなぁ？？ (2018年12月22日 8時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» スタンド席の皆さんは野鳥の会よろしく、双眼鏡ガン見かも…？！コバさんは、しっかり自宅で綾音さんと練習した甲斐がありました！ (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» コバさんの考えはシンプルでポジティブでストレートなんで気持ちが良いですよ〜。のこさん、是非コバさん誘って人生語り合ってくだされ。 (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 影に隠れていても何もならない、と実感している彼女は、使えるものはなんでも使って自分の欲望を満たそうとするでしょうね。お互いが弱点だから、そこを突かれたら身動き取れなくなりますね、2人とも。しかも、ヒロインは彼女にトラウマが…。^_^; (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
nonono - ハグ〜(//∇//)の文字だけで、ヘラヘラしてしまふーwwwやったねー！一瞬かもしれないけど、喜びを一緒に感じて良かった！ (2018年12月18日 19時) (レス) id: 399d76873f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年10月27日 1時
