ヤキモチ…YN ページ18
★
フロアにはトレーニングウエア姿の皆が集まってきた。
そのまま仕事をしている人、
もうすっかり体育大会モードになっている人、様々で
僕を始め新人は開会式から参加するのが習わしらしく、フロア中央に集まるよう言われて待機していた。
「小林さん、仕事ですか？」
僕の横では小林さんが図面を広げている。
「ああ、少しまとめておくくらいだ。急ぎじゃねーからほどほどで向かうわ」
「わかりました」
「散々練習したんだろうから、俺が行くまで黒星付けんなよ！」
そう言って、拳で僕のお尻をバンチした。
「いっ…、はいっ！」
勢いで元気に返事をしていると
「おまたせしましたー！開会式参加組のみなさん、行くよー！」
オペレーターブースからAさんがやってきた。
僕と一緒に買い物に行った時にオススメしたトレーニングウエア姿で。
もちろん、僕もその時にAさんに選んでもらったトレーニングウエア。
密かにメーカーはおそろだ。
それだけでもテンションが上がる。
「新人くんたちはまとめて私が乗せていきまーす！
後は、適当に乗り合わせて来てくださいよ〜〜」
Aさんがそう言って、軽く僕たちを手招くから
慌ててその後ろをついていく。
新人の他にも手の空いている人は皆、開会式から駆り出されるらしい。
「うわっ、Aさんこんな車に乗ってんですか！」
「すげー！」
「大きい！！」
僕以外の皆は
初めて見るAさんの車に目が丸くなる。
そうだろう、そうだろう。
大きな黒いSUV車。
普通に考えてAさんからこの車は想像できないよなぁ。
「新車で買ったらとんでないからね！中古だよ、中古！さあ、乗って乗って〜〜！」
そう言いながら運転席へと進むAさんと別れて
当たり前のように僕は助手席側へと移動する。
「中古ったって結構するじゃないですか〜」
「アウトドアとか好きだし、これくらいじゃないと足りなくてさ。奮発して買っちゃったのよ」
「へー！Aさんアウトドア好きなんですか？」
「うん！バーベキューとか大好きなんだ〜！
キャンプとかも結構行くしね」
「えー！キャンプも！いっがい〜〜！」
「夏も秋も行くよ〜？炭火を見ながらまったりしてるの好きなんだ〜」
「へぇ〜〜」
後部座席に座る3人と盛り上がるAさんの様子に
始めうちは
僕の知っている話だから優越感を感じていたけど
気付けば僕の知るAさんが皆にも知られることに
もやもやとした感情が湧き始めていた。
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ゆうの(プロフ) - nononoさん» ハイタッチとか、ハグとか、男同士は簡単にするけど実際の韓国男児って、女性に対してはどうなんだろう？？ユノも普通にサラリーマンだったらするのかなぁ？？ (2018年12月22日 8時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» スタンド席の皆さんは野鳥の会よろしく、双眼鏡ガン見かも…？！コバさんは、しっかり自宅で綾音さんと練習した甲斐がありました！ (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» コバさんの考えはシンプルでポジティブでストレートなんで気持ちが良いですよ〜。のこさん、是非コバさん誘って人生語り合ってくだされ。 (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 影に隠れていても何もならない、と実感している彼女は、使えるものはなんでも使って自分の欲望を満たそうとするでしょうね。お互いが弱点だから、そこを突かれたら身動き取れなくなりますね、2人とも。しかも、ヒロインは彼女にトラウマが…。^_^; (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
nonono - ハグ〜(//∇//)の文字だけで、ヘラヘラしてしまふーwwwやったねー！一瞬かもしれないけど、喜びを一緒に感じて良かった！ (2018年12月18日 19時) (レス) id: 399d76873f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年10月27日 1時
