決意…YN ページ16
★★★
「なんでそうなんの？」
小林さんの声に鋭さが混じる。
「………流れで…仕方なく…」
「お前、それAが一番嫌な事だろ」
ズキン、と胸が痛む。
「お前と彼女が一緒、って…Aが一番避けたい状況じゃねぇか？」
小林さんの語気が強くなる。
静かな怒りをも感じるその声に
背筋が伸びるのと同時に
胸の中に大きな鉛を飲み込んだみたいに呼吸がしづらい。
「…そうでもしないと…収まりがつかなくて…」
怒りとないまぜとなった諦めの気持ちで
はっきりと反論できないままそう呟く。
ややしばらくの沈黙のあと
…はぁ…と、小林さんのため息が聞こえた。
「……すまん。
お前も色々Aのためを考えて動いた結果だもんな。
お前自身、食事に行きたくないのを無理に行くわけだもんな…
つい、イラついて……悪かった…」
そう言ってぺこりと頭を下げた。
「………いえ…」
小林さんにとってAさんは大切な妹のような存在。
可愛くて可愛くて仕方ないAさんを守りたい気持ちは
僕にもよくわかる。
申し訳無さに
首をふるしかできなかった。
小林さんは椅子の背もたれに寄りかかり
大きく天を仰いで
「…相当自信があって…しつこそうだからな…
1回くらいは誘いにのらないと収まりがつかねーか…」
「………食事に行ったら、その時ははっきり言うつもりです」
「…ってことは…食事には2人でいくのか？Aは？」
小林さんの言葉に
今まで考えていた色々が頭をめぐる。
2人きりより第三者が居る方が気は楽だけど
Aさんをその第三者にはしたくない。
じゃあかと言って誰が挙げられるか…考えてみても他に接点がなさ過ぎて無理だ。
だったら
「…2人で行きます。その方がはっきりとした話がしやすいし…」
そこで決着をつけたい。
★★★
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ゆうの(プロフ) - nononoさん» ハイタッチとか、ハグとか、男同士は簡単にするけど実際の韓国男児って、女性に対してはどうなんだろう？？ユノも普通にサラリーマンだったらするのかなぁ？？ (2018年12月22日 8時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» スタンド席の皆さんは野鳥の会よろしく、双眼鏡ガン見かも…？！コバさんは、しっかり自宅で綾音さんと練習した甲斐がありました！ (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» コバさんの考えはシンプルでポジティブでストレートなんで気持ちが良いですよ〜。のこさん、是非コバさん誘って人生語り合ってくだされ。 (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 影に隠れていても何もならない、と実感している彼女は、使えるものはなんでも使って自分の欲望を満たそうとするでしょうね。お互いが弱点だから、そこを突かれたら身動き取れなくなりますね、2人とも。しかも、ヒロインは彼女にトラウマが…。^_^; (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
nonono - ハグ〜(//∇//)の文字だけで、ヘラヘラしてしまふーwwwやったねー！一瞬かもしれないけど、喜びを一緒に感じて良かった！ (2018年12月18日 19時) (レス) id: 399d76873f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年10月27日 1時
