高木くん ページ33
★★★
チョンくんからデータを受け取って仕事にかかろうと準備していたら、珍しい顔が入れ替わるようにやってきた。
「Aさん！」
「あれ〜！どーしたの？高木くん！」
高木くんの部署はこの社屋にはないから、ここで会うなんてホントに珍しい。
「用事があってこっちまで来たんで、挨拶に来ました！」
そう言って笑う高木くんは、小柄で可愛らしい容姿をしている。女装させたらその辺の女子より女子になりそうな可愛らしさ。
そんな高木くんとは趣味を通じて知り合った。
チョンくんたちと同期で、明るくて人懐っこい性格をしている。
「今週末って、あるんですよね？」
高木くんがニコニコしながら言う。
「うん。今のところ残業ない予定だし、参加予定も8人いるから大丈夫なハズ！だよ！」
「うわ〜！会社入っても出来るとは思わなかったから楽しみだなぁ〜！」
「うん。結構皆真面目にやるからね。」
「はい！
じゃあ、Aさん！金曜日に！」
そう言って元気に帰っていく。
高木くんの帰る姿を見送る時、
まだパーテーションのところで清香ちゃんに捕まっていたチョンくんと目があった。
ニッと笑って見せたけど、
チョンくんは真顔のまま行ってしまった。
(…あれ…？怒ってる……？)
ひょっとして…仕事しないで話してたの怒ってる……？のかな…。
今まで穏やかに、時には高らかに笑うチョンくんしか知らなかったから
その時の少し怒ったようなチョンくんの表情に
びっくりしたのと…
ちょっと…
寂しくなった…。
……真面目に仕事しよ…っと…。
★★★
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かえる(プロフ) - ただ今…読み直し中♪ユノくん気づかないだけで早々に好きになってましたね〜。ヤキモチで真顔って可愛い♪次読んできまーす♪ (2020年1月15日 0時) (
レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - 調剤薬局か、ドラッグストアーでもありますよ、さっきの３つは処方箋要るので (2019年4月30日 22時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 21時
