顔合わせ ページ2
★★★
新人くんたちの挨拶が終わった後、皆はそれぞれの持ち場に戻る。
私の仕事はCADオペレーターで、他の社員の準備したデータを元に、二次元、三次元の図面をあげること。
部には社員が40名近くいて、雑務一般担当の女の子のバイトが10人くらい。事務の女の子が3名。そして、オペレーターの私たち5人。
私たちはワンフロアで仕事をしている他の男性社員たちとは少し離れた所で、パソコンやプリンターやプロッターなどを置いてある区画にデスクを置いている。
席に戻りながら仲間の女の子たちが黄色い声を上げ続けていた。
「きゃぁ〜！！本当にイケメンだったね！」
「背高いし、プロポーションいいし！」
「となりの大野さんも爽やかだったよ〜！」
3人は短大卒で入社して1年たったところ。
黄色い声も出るよね。
一番経験の長い私は一応リーダーということになっていて、皆のまとめ役。
年でいえば真理子さんのが上だけど、彼女は中途採用で私より後の入社ということで。
4人の机を向かい合わせて置いてあるのを見るような形で私のデスクがある。
右斜め前にその真理子さん。
「目の保養になったね〜」
と言ったら
「ババくさい」
って言われた。バッサリと。
「自分だって大当たり〜とか言ってたくせに」
と不貞腐れてると、真理子さんのとなりの清香(さやか)ちゃんが声をかけてきた。
「Aさーん！新人さんの担当って決まってるんですかぁ？」
「決まってるだろうね。配属されるグループも決まってるだろうし。」
「Aさん、聞いてないんですか？」
清香ちゃんの目の前、私の左斜め奥に座る美和ちゃんが聞いてくる。
「うん。聞いてない。
そのうちわかるでしょ。
さ、昨日の続き！仕事仕事！
急ぎの仕事ある人いる？
助けが必要な時は早めに言ってねー！」
「はーい」
と、4人は返事をして、持ち場についた。
私たち5人はそれぞれ担当するグループが決まっているから、どこのグループに配属されるかで新人くんたちの担当も決まってくる。
まぁ、仕事は締切厳守だし、忙しい時には担当関係無く手助けしあってこなすんだけどね。
しばらくしてから私たちのブースに顔を出す面々。
先頭にいる小林さんが私に向かって声をかけてきた。
「おう！A！オペレーター全員揃ってる？」
小林さんは私の担当するグループのメンバーの一人。
「いますよ。揃えますか？」
「うん。新人会わせるから頼むよ。」
小林さんの後ろには新人くん3人。
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かえる(プロフ) - ただ今…読み直し中♪ユノくん気づかないだけで早々に好きになってましたね〜。ヤキモチで真顔って可愛い♪次読んできまーす♪ (2020年1月15日 0時) (
レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - 調剤薬局か、ドラッグストアーでもありますよ、さっきの３つは処方箋要るので (2019年4月30日 22時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 21時
