いる場所…YN ページ17
☆☆☆
会場内にファンが続々と集まってくる。
舞台袖からチラリと様子を覗くと
会場内が明るいから客席の様子が伺える。
「たっくさんいるね！」
隣にいたジュンスが嬉しそうに言った。
「満員だもんな」
「次はもっと大きな会場で出来るようになりたいね！」
「ああ。絶対やってやるさ！」
気合を入れて、ジュンスと肩を叩き合う。
「ジュリ、来てますか？」
ジュンスと入れ替わるようにやって来たチャンミンに聞かれ
関係者席の方へ視線を移す。
「……来てないな」
結局昨夜から全く連絡がつかないまま。
「…そうですか…。忙しいんですね」
「そうだな。頑張ってるんだろうな」
「僕たちも頑張らなきゃですね！」
「ああ。もちろん！」
チャンミンとも気合を入れる。
衣装の最終チェックに呼ばれ、舞台袖から離れた。
☆
場内の照明が落ち、観客がざわめき始め
オープニングVCRが流れると同時に歓声と拍手が起こる。
全身が総毛立った。
この歓声に包み込まれる瞬間が好きだ。
緊張感と高揚感。
不安は一切消えて、ただ、早く目の前に飛び出したい気持ちになる。
俺たちの姿が現れた時の
割れんばかりの歓声は
耳からだけではなく、場内の空気を最高に振動されて俺たちの身体を包み込む。
そのままギュッ、と心臓をも一突きにされるような衝撃に
�爐海僚峇屬鵬未討討盥修錣覆き�
そんな風にも思えるんだ。
☆
久しぶりの日本でのライブで、
緊張しながらも、
ファンの皆の熱い声援が嬉しくて、楽しくて
皆、最高に幸せな顔で歌って踊る。
どんなに練習がキツくても
どんなに忙しくて身体が疲れても
全てがここに繋がるなら
やっぱりここが
俺が一番いたい場所なんだ。
場内くまなく視線を送り、
来てくれているファンの皆の顔を見る。
色んな人がいて、
そんな皆が俺たちを見ようと集まってくれていることに感謝した。
そんな時、
オープニングの頃にはいなかったジュリの姿を関係者席に見つける。
…来てくれた！
嬉しくてテンションが上がった。
仕事で遅れてたのか…！
そんな風に思いながら
少しだけジュリを気にかけながら歌っていると
「………？！」
隣にいる男が
ジュリの肩を抱いているのがわかった。
☆☆☆
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ゆうの(プロフ) - motomatoさん» 描いてて癒されてます(*^^*) まだまだのどかなメンバーですけど、少しずつ進んでいくんですよねぇ… (2018年3月18日 19時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
motomato(プロフ) - ヒロインちゃんが真ん中で楽しい雰囲気ですねぇ〜いつのまにか私も笑ってしまっています！ (2018年3月17日 16時) (レス) id: e15e9863b2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» コメントに吹きました。頑張ります！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - motomatoさん» ご期待いただきありがとうございます！少しずつ練ってみますね！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - アスカさん» 楽しみに応えられるものが出来上がると良いんですけど〜〜^_^; ご希望ありがとうございます！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年1月26日 9時
