2人だけの秘密 ページ7
⁂⁂⁂
「…いいよ」
思わず口をついたような、唐突な告白だったのに
「…………え？」
答えはまさかのOKだった。
「…え？マジで？」
自分で告っておきながら、目が丸くなる俺に
更にまさかの先輩の一言。
「ただ…ここでしか会えないけど…」
「…え？…どう言う事…？」
眉間にシワがよる。
「夏休みが終われば東京に戻るし…
兄がかなり過保護でね、あんまり出歩けないからここで会うくらいでいいなら…いいよ？」
先輩の言葉に
見たこともない屈強なラガーマンのようなお兄さんの姿を想像した。
そんなバカな付き合い方があるか、と思いつつ
付き合い始めればなんとでもなるだろう、とポジティブに考えた俺は
先輩に向かい右手を差し出した。
「よろしくお願いします！」
「…ふふっ…こちらこそ…」
俺の手に寄り添う小さな儚い彼女の右手。
ただの握手でも壊してしまいそうだ、と思った。
「あとね、もう一つだけ約束して欲しいんだけど」
「…何ですか？」
「私のことは…他の人には言わないでくれる？
帰ってきてることも……
この池の存在も…」
「…え？」
「ほら…人に知られちゃうと、皆来ちゃうでしょ？
偶然知られるのなら仕方ないけど…
ホタルもいなくなっちゃったら嫌だし…
ユノと私だけの秘密、ってことにしておいてもらえない？」
先輩がそう言って両手を組んで俺を見上げるから
「わ、わかりました！
先輩と俺だけの秘密の場所を守りましょう！」
決意も新たにそう言った。
先輩の上目遣いにヤラレタ俺は
理不尽なお願いされていることは二の次になっていた。
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ゆき(プロフ) - 最高の札幌参戦となりました。ゆうのさんご一家には、足を向けて寝れません。楽しかったです。ありがとうございました。機会があれば我が家にもおいでませ^ ^ (2019年12月16日 21時) (
レス) id: 24fba8a938 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - 環琉さん» 環琉さん、プレミアムだったんだ！！私は初のスタンド！どの席でも、一粒になれる幸せを噛みしめましょう！！ (2019年12月16日 17時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» ですね〜。忘れられないけど、でもちゃんと愛する人を見つけて幸せになってくれると思います。(*^^*) (2019年12月16日 17時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 楽しかったです！また、来てくださいね！！ (2019年12月16日 17時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
環琉(プロフ) - ゆうのさん、あたしも思い出して泣いちゃうかもしれません。。。 あたしも今回の最初にして最後の今回のライブ！ 初めてのプレミアム席なので思いっきり楽しみたいと思っています。 (2019年12月8日 0時) (レス) id: 3c1ded918f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年10月19日 9時
