弟くんサプライズ21…YN ページ6
★★★
「佳奈さん、本当に今日はありがとうございました」
頭を下げてお礼を言う。
「どういたしまして！ソヒョンちゃんにも会えたし、韓国語の勉強にもなったし、楽しかったよ！」
そう言ってソヒョンを見てニッコリ笑う。すると
「…わた…しも、会えてうれし…かったです」
ソヒョンがカタコトではあるけど日本語を喋ったから、佳奈さんと僕は目が丸くなった。
「えっ、話せるの？ソヒョンちゃん！」
佳奈さんの問いかけが日本語になってる。
「……すこぉし、だけ」
そう言って、親指と人差し指で少しだけ、を表現するソヒョン。
「そっかぁ！好きな人が日本語話すんだもんね、ソヒョンちゃんも興味は出るよね！
嬉しいよ〜！また、遊びに来てよね！その時は少し日本語でも話そう？」
そこまで早口でまくし立てた佳奈さんは
ソヒョンが少し首をかしげるのを見て
『あ、あ、ごめん！
また、札幌に遊びにきてね！その時は少し日本語でも話そうね！』
韓国語に切り替える。
『あ、はい！ぜひ！』
ソヒョンの元気な返事を聞いて嬉しそうに笑う佳奈さんに、持っていた紙袋を差し出した。
「これは、今日のお礼です。普段からお世話になってるし、これからも多分、お世話になるので…」
その紙袋を丸い目で見た佳奈さんは
「…えっ、これ…ってAのじゃ…？」
「Aさんのはこっち！これは佳奈さんに」
さっき佳奈さんに選んでもらったAさんのワンピースの入った紙袋を上げて見せる。
「うっそ、私のぶんも？！こんな事してくれなくていいのに〜〜！」
佳奈さんは少し眉を八の字にしながらも
「…でも、せっかく買ってもらったんだからありがたくいただくね。
さっき私が選んだシャツワンピなんでしょ？こんな事ならもっと安いの選べば良かったなぁ！」
そんなことを言う。
「好きで似合うのが一番ですよ。良二さんとのデートで着てくださいね！」
そう言う僕の言葉に
「ありがとう！その時は証拠写メおくるからね！」
そう言って、佳奈さんは帰って行った。
それを見送り、
『さて、ミッション完了しに行こうか！』
ソヒョンを見て声をかける。
『はい！！』
元気な返事を聞いて、チャンミンとAさんと待ち合わせをしている蟹料理店へ向かうため、地下鉄に乗った。
★★★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 見切り発射です！(定番の)(笑) (2020年8月8日 16時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - おひさしぶりぃね！待ってましたよ、ドキドキ、キュンキュンだわ (2020年8月8日 13時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ひよさん» コメントありがとうございます(*^^*) 必死にスケジュール作成中です！！ (2020年8月4日 8時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - ゆうのさん、ありがとうございます。わくわく・・強行軍？楽しみです。 (2020年8月2日 16時) (レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 見切り発車です…^_^; (2020年8月2日 11時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年4月26日 9時
