弟くんサプライズ29…YN ページ14
★★★
良い一日だったと思う。
最愛の弟の誕生日を精一杯お祝いできた。
Aさんや佳奈さんにも手伝ってもらって、
ソヒョンも呼ぶことが出来て、会えて。
チャンミンの彼女が良い子で良かったと安心できて。
でも……
………圧倒的にAさんが足りない。
今日は別行動が多くて会話も足りてない。
昨日も仕事で一緒だったし
明日も仕事で一緒だし
だけど…
今日のAさんが足りてない。
いつもなら日曜日のデートは夕食を食べたら早めに帰宅するんだけど
今日はどうしてもこのまま帰りたくなかった。
Aさんはどうなんだろう…？
もう帰りたいのかな？
もう少し一緒にいたいと思ってもらえてないかな…？
無理はさせたくないけど
でも…
やっぱりもう少し側にいたくて
「…今日、お泊まり出来ないですか？」
つい、そんな事を聞いていた。
「………え、」
運転席のAさんが少し目を丸くした。
わかってる。
そんな準備をしていないから無理なこと。
でも聞いてみたかった。
そんな気持ちでいることを伝えたかった。
半信半疑の僕の言葉に
「………うん」
Aさんが少し恥ずかしそうにコクンと頷いた。
「……えっ？！い、いいの？！」
思わず聞き返す。
「…私…も、もう少しユノくんといたい…から…」
そう言って、真っ赤な顔で俯いた。
意外な返事にテンションが上がる。
うそっ…！！マジで？！本当に？！
でも、着替えとか準備してきてるわけじゃないよな…
「…あっ、そうだ！！」
持っていたリュックの中から、ラッピングバッグを取り出してAさんに差し出した。
「これがあります！これ、着替えになりますよ！」
「え？」
「開けてみて？」
不思議そうな顔でバッグを見て、僕を見る。
僕はコクコクと頷いて、開けて見るよう促した。
中から現れたワンピースに
Aさんの目が点になる。
「…え？これ私に…？」
「佳奈さんのチョイスです。今日のお礼！」
「え…そんなお礼なんて…。一緒にチャミくんの誕生日をお祝いできて嬉しかったよ…？」
そう言うことはわかってた。
「まぁ…、僕が着せてみたかっただけですけどね！」
そう言って笑ってみせると
「…まさか。
ユノくん始めからこれを狙って…？」
Aさんが訝しげな視線で僕を見るから、
「そんなわけないじゃないですか！！」
思わず突っ込んだ。
★★★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 見切り発射です！(定番の)(笑) (2020年8月8日 16時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - おひさしぶりぃね！待ってましたよ、ドキドキ、キュンキュンだわ (2020年8月8日 13時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ひよさん» コメントありがとうございます(*^^*) 必死にスケジュール作成中です！！ (2020年8月4日 8時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - ゆうのさん、ありがとうございます。わくわく・・強行軍？楽しみです。 (2020年8月2日 16時) (レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 見切り発車です…^_^; (2020年8月2日 11時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年4月26日 9時
