帰宅…YN ページ7
☆☆☆
いつものメンバーに、ボアが加わるだけで空気感が変わる。
これまでたった1人で頑張ってきたボアの力強さに感心するばかりで、
後から日本へとやってきた俺たちからすると
その活動は本当に大変だったと思う。
だから
俺たちに、
俺に、
できることがあれば、手を差しのべたい、と思うんだ。
ポンポンと、いつもの俺たちのやり取りが続く中、
ふと、気がつくと
皆はAさんと楽しそうにやりとりをしている。
なんとなく胸の奥がモヤモヤとするんだけど
俺の目の前に威勢の良いボアがいて、
なんだかんだと突っかかってくるから俺はつい、いつものようにそれに反応する。
やがて、部屋に携帯の着信音が鳴り響き、
俺は慌てて携帯を通話に切り替えた。
「あ、はい！食べ終わってます！」
相手はカンさん。
そろそろ迎えに来る、と言う。
「あ！私も送ってもらえる？！」
ボアがそう言って手をあげるから
俺がカンさんに確認しようとするより先に
カンさんからボアも一緒に送迎する、と、伝えられて
それをボアに伝えると
「さっすが！カンさん！！」
腕組みしながらこくこくと頷き、感心する様子を見せた。
程なくやってきたカンさんの車に皆で乗り込み、
翔さんと、店に残るAさんに挨拶を済ませて、車が発進する。
バタバタと動いたから
俺は後半、ほとんどAさんと話ができていない。
「…ユノヤ？何か怒ってる？」
俺の隣に座るボアがそう言って俺の顔を覗き込む。
「…え？いや、全然？」
「そう？なんか、顔が強張ってるよ？」
「えー？そんなことないと思うけど…」
「ふぅん、そう？なら良いけど」
ボアは、どこか訝しげに俺を横目で見ながら
そのまま窓の外へと視線を動かした。
「…？」
変な奴。
そんな風に思いながら、俺は携帯を手に取った。
送る相手はAさん。
�犧Ｆ�は思いがけず会えて嬉しかったです！
その上、ごちそうになりました！��
会話ができなかった分、
せめてメールで繋がりたい、と思った。
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ゆうの(プロフ) - のこさん» ユーミン世代ではありますが、知らなかったっす！ (2020年7月31日 13時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - 廉さんの話が出るといつも星空のクライマーを思い出します… (2020年7月30日 21時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» いつもありがとうございます(*^^*) そろそろ、大波が来ますしね… (2020年4月18日 18時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 新章ありがとうです♪そっか〜こちらも動き始めますか♪どう動いて行くのか楽しみです (2020年4月16日 23時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» あちらが少し落ち着いたので、こちらも少しずつ……(￣ー￣) (2020年4月16日 14時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年4月16日 9時
