キッチン…CM ページ3
♫
「上手いよね、扱いが」
「え？」
「由乃ちゃんの扱いが！
わざとけしかけるようにしたりして、さ」
「…そんなこと…」
無くはない……のか？
食器を洗うキッチンで
ヌナと2人。
「い、良いんでしょうか、手伝わなくて…」
申し訳なさそうにするあいつを
ソファの横をパンパンと叩きながら
「由乃ちゃん！今日まではキッチンは玲子さんとチャンミンの場所だから！
俺たちはこっち！！」
そう言ったヒョン。
「いつもは俺1人だから、嬉しいなぁ〜〜」
なんて
ニッコリ微笑んでソファの上で体育座りして、
両手で抱え込んでゆらゆら揺れるその様は
「おおおおお恐れ多いですっ…」
ユノペン瀕死のシチュだろう。
本当に
あの人の歩いた後には
燃え尽きたユノペンが束になって転がりそうですよ。
「なんとなくあの頃みたいだよねぇ…」
リビングでゲームを始めたヒョンとあいつを
愛おしむような瞳で見つめるヌナ。
「…不思議だよね〜
あの頃はユノの中に由乃ちゃんが居たんだもんね…」
「…そうですね。
だからつい…昔から知ってるように接してしまって…」
「…うん。わかる。私もだよ…」
ヌナと俺は
おそらく同じように2人が入れ替わった時期のことを考えているに違いない。
先のことがわからない中で
がむしゃらに頑張っていたあいつを思い出すんだ。
あいつは
俺たちのために一生懸命だった。
その記憶には残らなくても…。
だから
あいつの一大事なら俺も手を貸したい。
助けになりたい…。
そんな気持ちを知る由も無い目の前の2人は
キャッキャ言いながら楽しそうにゲームをしていて
「ユノ楽しそう〜〜」
おそらく俺と同じ気持ちでいるであろうヌナは
ヤキモチをやくでもなく、隣でこんな呑気なことを言っている。
「…本当に…年上女房の鑑のようなひとですね、ヌナは」
「わ！今の鑑ってちゃんと鑑になってるんでしょ？！鏡じゃないんでしょ？！」
「もちろん、鑑ですよ？
俺を誰だと思ってるんですか？」
「さっすがチャンミン！凄すぎる！！」
そんな話で盛り上がっていると
「コホン」
気付けばカウンターの向こう側にヒョンがいて
ふくれっ面で俺たちを見ていた。
♫
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» 私もです！本当に良いんだか悪いんだか…^_^; でも、仕方ないです。イケメンはイケメンですから！ (2019年1月13日 10時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - take1011さん» 東方神起を知ってしまうとハードル高すぎて困りますね〜^_^; 五月みどりさんご存じない世代なんですね？！これを機に是非お使いくださいませ。 (2019年1月13日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» 母が五月みどり年代ですね〜。私はちびまる子ちゃんに近いです。(*^^*) (2019年1月13日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 私のイケメン基準は『ユノ』ですよ〜♪いいんだか…悪いんだか…(￣▽￣;) (2019年1月12日 19時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
take1011(プロフ) - こんばんは！……さつきみどりさん……知らなかった〜目からウロコでした。美人好き。ワタクシ、どんなイケメンを見ても、東方神起二人より上のイケメンは、いない！と、思っちょります！ (2019年1月12日 18時) (レス) id: bb25b61e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年6月9日 13時
