聞かなきゃ良かった…CM ページ10
♫
「……え？」
俺の言葉に、目が丸くなる。
「…女の子が一人で、こんな所にそんな浮かない顔でいるなんて…何かあったんでしょ？
愚痴の一つくらいなら聞いてあげるけど？」
事故にあったあの日も
最悪の気分でこの公園にいたというお前。
札幌にいるはずのお前がここにいる理由は…？
なにか
とても辛い状況になっているんじゃないのか？
それがなんだかとても気がかりで…。
なんとか話を聞き出したいのに
「あっ……い、いえ、そんな！
とてもチャンミンさんにお話するようなレベルの話ではありませんので、はい！
気にしないでください！私ももう帰りますから！」
とか、言い出すし。
むっ。
ユノヒョンには話して俺には話せねぇってのか…？！
「レベルって何…。
俺も君も同じ人間だけど」
しまった…。
ムッとしたままものすごい真顔で返してしまった。
「あっ、た、確かにそれはそうなんですけど…！
でもあの、トップアーティストで有名人のチャンミンさんに、超一般人の私の話はできません！！
ほ、他のファンの人にも悪いですし、
私の話を聞く時間があるなら、早く家に帰って休んでください！！」
そう言って空いてる片手で俺に向かって必死に手を振る。
……俺のため、か。
……そうか。
ユノヒョンと会った時のこいつは
まだ俺たちが芸能人だと知る前の話だもんな。
今は素性を知った上で気を使ってくれて、
その上ファンだと言ってくれているわけで…
………ファン……
むくむくと好奇心が顔を出す。
「……………ちなみに聞くけど」
「な、なんでしょうか！！」
「………どっちのファン？」
「……ほ、ホミンペンです…」
一瞬目が泳いだな。
「んなわけねーだろ」
「…………ゆ………ゆの……ペン………です」
小さく肩をすぼめて俯いたまま、ポツリと言った。
俺の眉がピクリ、と動く。
♫
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ゆうの(プロフ) - ゆきさん» レスが遅れました〜！鼻血もののシチュエーションですよね！多分白目向いて気を失うと思います。自分なら (2018年5月25日 17時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - なんて羨ましいシチュエーションなんだ！ (2018年5月18日 7時) (レス) id: 0c3ca6793d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» とても廉さんがらみで男を見せていたユノとはギャップが……^_^; でも、どっちも私が思い描くユノなんですよねぇ。 (2018年4月10日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - take1011さん» コメントありがとうございます(*^^*) ヒロイン、全然穏やかな状況ではないんですけどね^_^; ようやく、あの公園で途方に暮れていた理由が判明します！ (2018年4月10日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - あな空の時よりもだいぶ幼児退行してるな…ユノ…可愛いけど (2018年4月10日 10時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年3月22日 9時
