極秘事項…CM ページ25
♫
「…俺だってヌナの部屋が落ち着くのは一緒ですから」
なんとなく仲間外れにされたみたいで面白くない。
「嘘だね〜！
だってチャンミンの部屋、思いっきりおしゃれじゃん！モダンじゃん！ほぼモノトーンじゃん！」
尚もヒョンが反論してくる。
「好みとしてはそうですけど！ナチュラルモダンも好きなんですよ！」
「休みとかずーっと自分の部屋に篭ってるくせに！
自分の部屋が心地いいってことじゃん！」
「そりゃ世界で一番自分の家と部屋が落ち着きますよ！当たり前でしょ？！」
「俺は玲子さんの部屋の方が落ち着くもんね〜！」
「それは貴方の部屋が散らかりすぎて落ち着かないだけでしょう！」
「ち、違うよ！それもあるけど、玲子さんの部屋の方があったかくて居心地良いんだよ！」
「ほー、そうですか。
ヒョンはヌナがいればどこだって良いんじゃないんですか？」
「そりゃそうだよ！玲子さんのいるところならどこだって居心地良いに決まってる！」
「ちょっ、ちょっと二人とも…！！」
俺たちの言い合いを、ヌナが慌てて遮った。
「……あ」
思わずヒョンと見合わせる。
ヤバい。
いまの会話はどう取ったってヒョンとヌナの特別な関係を表している…！
恐る恐る、俺たちを眺めているこいつの方へと視線を動かすと…
「凄い！あのMVみたいですね！！
そう言えばあのMVに出てたの、さぎさ…玲子さんですもんね！！
実際にもこんなに仲良しなんですね〜〜！！」
……相変わらず、どこか抜けてる……
助かった、と思いつつも一応釘を刺しておこう。
俺は彼女の目の前に仁王立ちになり、その目を真っ直ぐに見つめた。
「…いいか？ヌナのマンションや俺たちとの関係は一切他言無用だ。
トップシークレットだ。
もしバラしたら………」
「…ば、バラしたら…？？」
赤い顔を青くして、ごくり、と唾を飲みこむ。
俺は耳元に近づき
できるだけ低い声で囁いた。
「…お前の秘密も暴露してやる…」
「…ひっ…！」
肩を震わせ、息を飲んだけど
「…ひひひ秘密っ、てチャ、チャンミンさんがわわ私の何をしし知ってるって言うんですか…！！」
青い顔をしながら必死に反論してくる。
そんな様子が
変わらなくてつい、
笑ってしまった。
♫
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 430人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» レスが遅れました〜！鼻血もののシチュエーションですよね！多分白目向いて気を失うと思います。自分なら (2018年5月25日 17時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - なんて羨ましいシチュエーションなんだ！ (2018年5月18日 7時) (レス) id: 0c3ca6793d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» とても廉さんがらみで男を見せていたユノとはギャップが……^_^; でも、どっちも私が思い描くユノなんですよねぇ。 (2018年4月10日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - take1011さん» コメントありがとうございます(*^^*) ヒロイン、全然穏やかな状況ではないんですけどね^_^; ようやく、あの公園で途方に暮れていた理由が判明します！ (2018年4月10日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - あな空の時よりもだいぶ幼児退行してるな…ユノ…可愛いけど (2018年4月10日 10時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年3月22日 9時
