思わぬ人たち ページ19
♫
ユノさんの登場に驚いたけど
そのやりとりのうちにお腹が治った、とチャンミンさんが叫んだ。
しっかりと立ち上がっているし
今度こそ…心配ない……のかな？
ありがとう、なんて言われて
足が地上から10センチくらい浮いた気がした。
「あ、いえいえ！そんな！
私はたまたま居合わせただけなので…！！」
生チャンミンさんに触れたし、
生ユノさんまで拝む事が出来て、トンペンとしてこれ以上の幸せはございません！！
「そ、それじゃ、ユノさんやマネージャーさんがいらしたようなので私はこれで…」
ペコリと頭を下げてこの場を去ろうと一歩踏み出した時
ようやく私に気づいたらしいユノさんから声をかけられた。
「…あ、あれ？君は…？」
と、同時に側にいた女性からも声が。
「由乃ちゃん…?」
え？
びっくりして
ユノさんではなく、女性の方を見た。
「……あ、お姉さん…！！」
「…やっぱり、由乃ちゃんだ！！」
そこに居たのは
以前交通事故にあった時、退院する際お母さんの知り合いだと言って送ってくれた女優さんだった。
「…さ、鷺沢……玲子さん…！」
「カンさんから話を聞いた時にね！なかなかない名字だからもしかして！と思ってついて来ちゃったの！
本当に由乃ちゃんだった〜！会えて嬉しいよ〜
元気だった？」
鷺沢さんはそう言って私の手を取り、ニッコリと笑ってくれる。
ああ、そうだ
この笑顔、覚えがある…！
「そ、その節はありがとうございました！
元気にやってます！あ、母も相変わらず必死に働いてます！」
「うんうん。由乃ちゃん、少しふっくらしたよね。元気な証拠だわ！」
「えっ…ふ、太りましたか？！」
「違う違う！あの頃事故にあった直後だったから凄く痩せちゃってたでしょ。
今でも十分細いから。
健康的で良い感じだよ？」
「あ、ありがとうございます！」
昔話に花が咲いていると、お姉さんに並ぶようにユノさんが顔を出した。
「…玲子さん、知り合いなの？」
お姉さんとの距離間にドキッとする。
「あ、うん。知り合いのお嬢さんなの。彼女ね、由乃ゆうのちゃん」
「えっ、ゆの？？」
「そう！びっくりするでしょ？ユノと同じ名前なの！」
そう言って笑い合う2人はなんだかとてもお似合いだった。
♫
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ゆうの(プロフ) - ゆきさん» レスが遅れました〜！鼻血もののシチュエーションですよね！多分白目向いて気を失うと思います。自分なら (2018年5月25日 17時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - なんて羨ましいシチュエーションなんだ！ (2018年5月18日 7時) (レス) id: 0c3ca6793d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» とても廉さんがらみで男を見せていたユノとはギャップが……^_^; でも、どっちも私が思い描くユノなんですよねぇ。 (2018年4月10日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - take1011さん» コメントありがとうございます(*^^*) ヒロイン、全然穏やかな状況ではないんですけどね^_^; ようやく、あの公園で途方に暮れていた理由が判明します！ (2018年4月10日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - あな空の時よりもだいぶ幼児退行してるな…ユノ…可愛いけど (2018年4月10日 10時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年3月22日 9時
