花のような女の子 ページ46
♬
えっと。確かこの子たちは今日一緒に出演する同じ事務所の後輩グループだったはず…。
チラリ、とチャンミンを見ると
こく、と軽く頷いた。
「み、みんなおはよう。今日は頑張ろうね」
「はーい！！」
「日本語、わからなくなったら教えてくださいね！オッパ！」
「オッパ！収録終わったらご飯連れてって〜〜！」
華やかな衣装を身につけた彼女たちは皆キラキラしてる。
確か…チャンミンの1つ下、とか2つ下とか…それくらいのはず。
本来の私より年上だけど
皆、すごく可愛いし、スタイルが良いなぁ。
身長が高い上に高いヒールを履いているから、ユノさんと並んでも視線を合わせるのに全く苦労しない。
バランスの良い相手って、
こんな感じを言うんだろうなぁ。
ふと、
控え室の壁の鏡に映る、女の子に囲まれているユノさんを見てそう思った。
「ご飯は無理だよ！俺たちはこの後も練習だから！」
チャンミンの言葉に
「え〜〜！チャンミンオッパ〜〜！」
「美味しいもの食べたい〜〜！」
はっきりと欲求を口にする女の子。
余りにもはっきりとした要求が可愛くて
「えーと…チャンミンに後でお店ピックアップするよう言っておくから、そこに行くと良いよ。
支払いは僕が持つから、好きなもの食べておいで」
なんとなくそんな言葉が口をついて出た。
「わーーい！」
「だからユノオッパ大好き〜〜！」
「チャンミンオッパ！私、海のものが美味しいところが良いでーす！」
「あ、私も〜〜！」
「え〜〜！私お肉も欲しい〜〜！」
更に騒がしくなる彼女たちの様子に少し驚きながらも
でも、派手に喜ぶ姿はなんだか可愛くて、
つい、口元が緩む。
「あ〜〜、はいはい。
オススメをマネージャーに教えておくから、収録終わったら行ってこい！」
そっけないチャンミンの言葉にも特にどうということはなく。
「約束ですよ〜〜！オッパたち！」
「こうなったら一生懸命集中して！早く終わらせるぞ！」
「おーーー！」
賑やかに部屋を出て行く。
最後の最後に部屋を出ようとした女の子がくるりと振り返り、私を真っ直ぐに見た。
「…オッパ、ソロの動き…ダンスが心配なんだけど…」
不安そうに瞳を揺らす。
…この子は…確かソロでもダンスをするような子だ。
ユノさんとも踊ったことがある…
♬
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさん、戻れて良かった(*^^*) あ、別に誰かと入れ替わってた訳ではないですもんね？？ (2017年5月1日 7時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - コッソリ…のこさん…ただいまです(￣∇￣*)ゞ (2017年4月26日 20時) (レス) id: 1ea0ac89b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かよさん» かよさん、あちこちでチラチラネタバレになってて申し訳ないです^_^; ここまでにも結構波風はあるんですけどね。とりあえずはこんな状況です！もう少ししたらヌナも出てきますよ〜！また、ちょっとややこしいお名前設定をお願いします！m(_ _)m (2017年4月26日 20時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - ゆうのさん、わー、あのヌナと辻さんですか？？なんだか素敵過ぎる二人の関係築いてるんですね。本編は、いつどうやって最愛の人になるのか、こちらも楽しみにしてます♪ (2017年4月26日 20時) (レス) id: c6ab30b119 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - …コッソリ…かえるさん、お帰りなさいm(_ _)m (2017年4月26日 18時) (レス) id: 9c0a90af40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2017年3月16日 12時
