スクラップブック ページ26
♬
結局、いつもなら行っていると言うユノさんの彼女さんの所へは、もう少し様子を見てから向かうことになった。
チャンミンのあと、なんとか動けるようになった私もボイストレーニングを少ししてもらってから、また、カンさんの運転で宿舎に戻る。
「…行けば力強い味方になってくれるとは思うんですけどね…
ただヌナも忙しいし…
やっぱりショックだと思うんで…」
「…………」
こんな凄い人の彼女って一体どんな人なんだろう…。
漠然と考えていた。
「…おそらくあなたも会えば好きになりますよ。
まあ…ちゃんと戻って会えずにすむのが一番お互いのためでしょうけどね」
そう言って、チャンミンの意識はまた窓の外へと向かう。
「…チャンミンは？」
「…はい？」
「チャンミンは彼女いないの？」
窓の外を見ていたチャンミンが
目を見開いて私を見る。
「………………すみません。愚問でしたね…」
ユノさんにいるなら
チャンミンにもいるよね。
そうだよね。
タイプはちょっと違うけど2人ともイケメンだし。
チャンミンも特に何も言わないから
私も何も返さず
途中カンさんがコンビニに寄って適当にお弁当を仕入れてくれて
あとはそのまま宿舎に到着して車を降りた。
時間は日が変わる少し前。
部屋に入るなりソファにどっかりと座り込む。
働いたなぁ。
必死に過ごした1日を振り返っていると、一度自分の部屋に行っていたチャンミンが戻ってきて、私の目の前に数冊のスクラップブックを置いた。
「明日は雑誌の取材があるから、これ、読んで覚えて」
「……はぁっ？！」
思わず大きな声が出て、慌ててテーブルの上のスクラップブックの一冊を手に取った。
パラパラめくると、中には彼らの記事が綺麗に貼られている。
「……こ、これ全部読め、と？」
「カンさんに大体のインタビュー傾向は聞いてあるけど、突発的に流れが変わることもあるし、
ユノヒョンはブレない人なんで、返事に躊躇されても一貫性がなくても困るんですよ。
とりあえず過去のインタビューを読んで人となりを勉強してください」
「…む、無理だよぉ〜、こんな量〜〜！！」
目がくらむ量に涙が出そうになる。
すると、チャンミンも同じようにソファに座り、真っ直ぐ私に向き合った。
♬
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさん、戻れて良かった(*^^*) あ、別に誰かと入れ替わってた訳ではないですもんね？？ (2017年5月1日 7時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - コッソリ…のこさん…ただいまです(￣∇￣*)ゞ (2017年4月26日 20時) (レス) id: 1ea0ac89b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かよさん» かよさん、あちこちでチラチラネタバレになってて申し訳ないです^_^; ここまでにも結構波風はあるんですけどね。とりあえずはこんな状況です！もう少ししたらヌナも出てきますよ〜！また、ちょっとややこしいお名前設定をお願いします！m(_ _)m (2017年4月26日 20時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - ゆうのさん、わー、あのヌナと辻さんですか？？なんだか素敵過ぎる二人の関係築いてるんですね。本編は、いつどうやって最愛の人になるのか、こちらも楽しみにしてます♪ (2017年4月26日 20時) (レス) id: c6ab30b119 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - …コッソリ…かえるさん、お帰りなさいm(_ _)m (2017年4月26日 18時) (レス) id: 9c0a90af40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2017年3月16日 12時
