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「せ、先輩っ！！」
翌日、学校に着いてジョングク先輩を探して
お昼休みにようやく見つけたのに
ジョングク先輩の周りには
たくさんの女生徒達で溢れてて
ジョングク先輩の横にはジョングク先輩と
同じ位に背の高くて綺麗な顔をした男性がいた
名前を呼んで見たけど
気が付いてくれる訳もなくて
また改めて来るかって諦めて
クルッと後ろを向いて歩き出した時
ー グッ
『どうしたの？』
「…あ、…せ…先輩っ」
肩を掴まれて振り返ると
ジョングク先輩がいて
ジョングク先輩の後ろには
睨むように私を見つめる
恐ろしい視線の数々に思わず
ゴクッと生唾を飲み込んだ
「こ、こんにちは…笑」
『…』
「昨日はありがとうございました」
軽く頭を下げて
「それだけ言いに来ました」と言って
逃げるようにその場を離れた私
本当は渡したい物もあったんだけど
さすがに後ろにいる女生徒達が怖くて
あんまりジョングク先輩には
校内では関わらない方がいいのかなと思った
リホ「お帰り！どうだった？」
「いや…他の人達の圧力に負けてしまった…」
リホ「じゃあ、渡してないの？」
「うん、きっとここでは渡せないよ」
リホ「呼び出しも無理だった？」
「そこまで強気でいけないよ…笑」
リホ「なんだ〜やっぱり人気者は凄いね！」
教室に戻って相談に乗ってくれたリホに
結果報告をしながら大きな溜息をつく
昨日、散々リホとお礼について考えた結果
“ 食べ物が1番無難だろう ” と言う話になり
美味いか美味くないかは別として
学校に来る前に簡単なクッキーを焼いた
ま、ジョングク先輩が
クッキー苦手だったらアウトなんだけど
下手に物をあげると返って
気を遣わせてしまいそうだし
本当なら言葉だけでいいとは思ったけど
状況が状況なだけに何かしたかった
ー 放課後
掃除当番だった為に
教室の掃除をして記録ノートを書いて
職員室に行ってノートを渡して
また教室に戻ろうとしたら
誰もいないはずの教室から声がして
思わずドアに掛けた手が止まった
「誰か来たらどうすんの〜」
「こんな時間に誰も来ねぇよ…」
その声は明らかに元彼だった
教室に入る足が止まり
何だか背中に変な汗までかいた
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Nono(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます泣 更新がんばります！！ (2018年10月12日 13時) (
レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新とても楽しみに待っております^^ (2018年10月12日 9時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - さっちゃんさん» コメントありがとうございます泣 生き甲斐とか…もう感謝しかないです！！更新の励みになります！！ (2018年10月8日 12時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - Nonoさ〜んヽ(；▽；)ノもう堪らんです〜(泣)ドキドキしてニヤニヤして変人がここに← 毎日毎日楽しみで楽しみで（ ; ; ）私の生き甲斐です！(大袈裟)もう大好きです〜〜！！(><) (2018年10月7日 23時) (レス) id: 77a52bcd61 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ちむちむさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年9月27日 19時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nono
| 作成日時：2018年9月22日 0時
