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「JUNEお疲れ様。頑張ってたね。」

正直あんまり見れてないけど、JUNEが何も話さないし、2人の間の空気がいつもより重く感じられて無理して話しかけた。

JUNE「なにを?」

「ステージ頑張ってたねって。」

JUNE「見てないでしょ?」

「えっ……」

この時わたしは感じ取った。
JUNEがいつもと違う原因はきっとわたし。

JUNE「見てないのによくそんなこと言えたね…」

「メイク直し終わりました…」

JUNE「ありがと。」


JUNEはいつもより冷たくて氷みたいだった。
こんな風に冷たく当たられたこと無くて、自分がした行動をひとつひとつ思い返す。
そればっかり考えて残りのメンバーもメイク直しを終えると、わたしの脳内はJUNEでいっぱいになっていた。

ジョンファン「Aちゃん!」

「あ、ジョンファン!」

ジョンファン「今からYOURsの方来てくれない?メイク直ししてほしいんだー。」

「あっ、待っててね!」

ジョンファン「ありがとー。」

ジョンファンは小走りで自分のグループのスペースに帰っていった。

RIKU「先輩に挨拶もなくAさんしか、見えてないですね。」

JUNEは携帯に目を落としていた視線をRIKUに一瞬合わせると、鼻で笑った。
たしかにLamの方が先輩なのに、挨拶もなくいきなりわたしのことを呼んできた。韓国芸能界ではあり得ないことらしい。

RIKU「僕たちで良かったですね。」

JAY「そーだな。」

「じゃあ少し行ってきます」

LEON「すぐ帰ってきてね!!」

「わかったよ!」

マネージャー「インタビュー始まるから5人こっちに座ってくれ。」

マネージャーが指示する声を背にわたしはYOURsの方に向かった。

ジョンファン「来てくれてありがとう」

「メイク直ししたら戻るね。」

ジョンファン「あっ、うん…」

メンバー4人のメイクをさっと直し、わたしは「失礼しました」と言ってYOURsの元を後にした。

ジョンファン「Aちゃん!」

「ん?」

ジョンファン「よかったら…これ僕の連絡先だから。」

「え?」

ジョンファンはわたしに連絡先を渡すだけ渡して逃げて行った。
え、こんなのもらえないよ。
もらっても連絡できないから、、、
でも個人情報だからそっと携帯カバーにしまった。


JAY「あ、おかえり。」

インタビューを終えたメンバーがソファーに座ってくつろいでいた。

ユキ「ねぇ!A手伝って?」

「うんっ、」


ユキ「これJUNEの次の衣装なんだけど、量が多いからJUNEについて更衣室まで一緒に行ってあげて!」

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設定タグ:芸能人 , 恋愛小説 , アイドル   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:sleeping beauty | 作成日時:2018年6月14日 23時

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