secretly love…3 (ページ5)

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新しい空間ページ5

それから一週間。
忙しいままでJUNEと２人の時間なんて取れるわけなくて。
ひとつ変わったことは、Lamの楽屋でみんなの前でもJUNEが気にせず手を繋いで来たりすること。

今日は韓国音楽番組の収録。
今日はmix magicエンターテイメントの男性グループのメイクをさせてもらえることになっていた。

LEON「今日Aちゃんあっち行っちゃうんだよね？」

LEONが指差すその先にはmix magicエンターテイメントと書かれたスペースがあってそこには最近話題の「YOURs」というグループがいた。

「あっち行っちゃうんじゃないの、ちょっとだけお手伝いさせてもらいに行くからね！すぐ帰ってくるよ。」

LEON「ほんと？」

「ほんとだよ、LEON」

LEONはたまにすっごく可愛いことを言う。
女の子をきゅんってさせる天才かも。

マネージャー「じゃあAmix magicエンターテイメントの方に行ってもらって大丈夫だよ。」

「あっ、はい！」

JAY「行ってらっしゃい～」

スタッフのみんなメンバーのみんなが手を振ってくれた。
ありがたいことに控え室が大きなひとつの部屋になっていてJUNEの姿がすぐに見えるから頑張れそう。

「本日メイクを担当させていただきます、Aです。よろしくお願いします。」

「YOURs」のメンバーは４人。
みんなすごく顔が整ってて、背が高くて、そして愛想が良かった。

ジョンファン「ジョンファンです。よろしくね！」

４人が挨拶をしてくれた。
頑張って名前を覚えなきゃいけない。
韓国の方のお名前って覚えれないんだよね。

ジョンファン「Aちゃん！！」

えっとこの人は…ジョンファンさんだったかな。

「はいっ？！」

ジョンファン「可愛いですね。」

「え！？」

ジョンファン「あ。いえ、えーと、メイクお願いします」

ジョンファンさんは片言の日本語で可愛いって言ってくれた。
素直に嬉しかったし、お仕事頑張ろうと思えた。