印 ページ13
「JUNEは黒が似合うと思った!!全部写真は撮ったけど、、、」
ユキ「ちゃんと見てくれたの〜?Aに頼んだの間違いだったなー。」
「ちゃんと見たから!!」
なんでJUNE言っちゃうのよ〜
死ぬほど恥ずかしい。
ユキ「ま、仲直りできてよかったっ。」
「え?なんで気づいてたの?」
ユキ「見てたらわかるよさすがに。笑」
「これからは無防備に気をつけることにしたの!」
ユキ「そーゆーのって直せないと思うけど?」
「直すの!」
ユキ「頑張ってぇ〜」
ジョンファン「Aちゃんっ、もうすぐ僕たちのパフォーマンスなんだ!」
「あ、そうなの!見に行けるかな?」
ジョンファン「見に来て欲しい!!頑張るから!!」
「でも片付けが時間かかりそうなの…」
ジョンファン「……見にこれたらでいいよ。」
「頑張って早く片付け終わらせるね!」
ジョンファン「うん…いってくる。」
ジョンファンside
ステージを見にきて欲しくてAさんに言いにきたけど、首元を見ると、さっきまでなかったキスマークがくっきりと付けられていて、自分の気持ちはもう実らないんだと感じた。
「頑張ってね、ジョンファン!」
ジョンファン「ありがとう…」
何も知らずににこにこ見送ってくれるAさんに好かれてる誰かをすごく嫉妬した。
こんなに大好きになったのに、いきなり負けなんて。
ステージには案の定集中できなくて、失敗してしまった。
もう僕の心は彼女に支配されていた。
「ジョンファンおつかれさま!最後の曲だけ見に行けたよ!」
ジョンファン「ありがとう…」
失敗したの気づいた?
俺カッコよかった?
そんなことよりそこ首の印誰につけられたの?
聞きたいことたくさんある。
「今日はジョンファンに出会えて本当によかったよ!また会おうね!」
ジョンファン「うん…Lamの皆さんとよくやってね。」
「それは心配しなくて大丈夫だよ!ジョンファンも頑張るんだよ」
ジョンファン「ありがとう…」
「じゃあね!」
忙しそうに僕を背に向けて走って行く先にはJUNEさんがいて、Aさんを待ってる様子だった。
JUNEさんは一瞬僕を見ると、走って来たAさんの頭をぽんぽんと撫でた。
それにAさんは顔を真っ赤にしてJUNEさんを見つめた。
あんな顔で見つめられたことない。見つめられたい。
そのまま2人で廊下を歩いて行った。
心が痛む。
あの印はJUNEさんに付けられたものなの?
とても仲良いだけには見えない。
僕はもう………失恋した。
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作者名:sleeping beauty | 作成日時:2018年6月14日 23時