治くんはヤンデレを通り越してやべぇやつだった件 《太宰治》

治くんと幼なじみのマウント合戦 ページ7

なっちゃんと合致してからうずまきに到着するまで色んな話をした


私は関西出身で、地元の話しや横浜での生活や今までの出来事などなど


そんな話しをしている間にうずまきに着き中へ入った




『治くん、お待たせ！』



一番最初に目に入った治くんに声をかけた



「待ってたよAさん！」



返事をくれた治くん


けど私のすぐ後ろにいる幼なじみを見て一瞬目を細め、すぐに人当たりがいい表情に戻った





そうだ、なっちゃんを紹介しなきゃね！



『治くん、この人が幼なじみのなっちゃんこと、



“一宮 夏樹“くん！』




「どうもはじめまして、いつもAがお世話になってるようで(ﾆｺﾘ)」



『で、なっちゃん！こちらが恋人の太宰治くん！』



お互い紹介しないとね！



「はじめまして、Aさんが(過去)お世話になったようで(ﾆｺﾘ)」



………あれ、なんで2人とも目が笑ってないの？



初対面だよね？どうした？




周りには敦くんや谷崎さん兄弟がいる


私たちを気まずそうに見てる




「あの〜、立ち話もなんですし、お座りになられては？」



ナイスだよナオミちゃん！



『そうだね！治くんもなっちゃんも座ろう！』



「それもそうだな。A、そこ奥座れよ」



『あ、うん』




そして私たち3人は同じテーブルに座った











なんとも言えない空気が流れている



なにこの空気っ



「いやぁまさかAさんが呼んでいた”なっちゃん“が男性だったとはねぇ、ちょっと驚いたよ」



治くんが開口一番に話し出した




『あぁ言ってなかったよね、そうなn「男だと何か問題でも？(ﾆｺﾘ)」

……………。』




なっちゃん！そんな喧嘩腰にならないでよ！




『あのね治くん、なっちゃんはこんn「誰も問題があるとは言ってませんよ、驚いたと言っただけなんですけどねぇ(ﾆｺﾘ)」


……………。』




治くん！言い返さなくていいから！



「Aは昔から親しい人に対してだけあだ名をつけるんだよ、幼稚園の時からずっとな(ﾆｺﾘ)」



いやまぁそれは間違ってないんだけどね…？




「へぇ、それは初耳だねぇ。まぁ私は好きな人からはちゃん

と名前を呼んで欲しいので(ﾆｺﾘ)」



………それもわかるんだけどね……？(汗)

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