【参加者募集】妖怪ウォッチで逃走中〜明治時代の逃走劇〜

逃げたけど・・・。[椿姫&乙姫] ページ10

〜椿姫目線〜
オープニングが終わって、逃げてきたけれど・・・。

やっぱり、1人だと怖いから、誰かとペア組んだほうがいいかな？

スマホで誰かに電話して、合流してもらいましょう。

でも、誰に電話しようかしら？

あっ、そうだわ！！

〜乙姫目線〜
逃げてきたことはいいんですが・・・。

1人だと、心細いです・・・。

誰か見つけたら、ペアを組んでほしいとお願いしようかしら？

そのとき、急に私のスマホが鳴った。

椿姫さんから？

乙「はい、乙姫です。」

椿『あ、乙姫さん？ちょっと、お願いがあるんです。』

乙「はい、何でしょうか？」

椿『私、今ペアがいなくて、心細いんです。』

乙「そうなんですか！？私もペアがいないんです！」

椿『よかった！あの、できれば私とペア組んで欲しいんですけど、よろしいでしょうか？』

乙「いいですよ！何処で会います？」

椿『うーん、まだ、建物は覚えてなくて・・・。』

乙「あら、私もです。じゃあ、鹿鳴館で会いましょう！」

椿『あっ、ちょっと待って！まだゲームは始まったばかりだから、まだハンターが鹿鳴館の近くにいるかもしれないわ。』

乙「分かったわ。少し時間がたってから、鹿鳴館に行きます。」

椿『じゃあ、10分後に鹿鳴館に向かってください。』

乙「じゃあ、それまで捕まらないよう気をつけてくださいね。」

椿『ええ。乙姫さんも気をつけて！』

乙「あと、私のことは、乙ちゃんと呼んでいいですよ。」

椿『そう？じゃあ、私のことはつーちゃんと呼んで！』

乙「じゃあ、10分後鹿鳴館で！」

椿『OK！』

私は電話を切った。

まあ、とにかく捕まらないようにしましょう。

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