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絵本作家by鳥になりたかった只の学生 ページ9

館のある部屋の中。


「………ふふん、よっしゃ出来た!」


部屋の中ではルカが絵本の挿絵を描いていた。

比較的早起きなルカはこの時間から仕事をして、昼からはのんびり過ごすという生活を送っている。



窓の外を見ると太陽は真上に昇っていて、もう昼なんだと分かる。


「(絵を描いていると時間が経つのが早く感じるなぁ)」


のんきにそんなことを考えながら自分のお腹が空いていることに気づきご飯を食べに部屋を出た。



部屋を出て、食べ物を探しに厨房へと向かっている途中クリオくんの後ろ姿が見えた。


能力を使っているのか浮かびながら移動している。
館で一緒に暮らしていてもあまり話したことが無かったから特に声をかけずに目的の厨房へ向かおうとした瞬間、足元に何かがあたり勢いよく転んだ。



「あたた…危なかった、顔面から転ぶとこだったぁ」


転んだ原因であろう足元のロープは引っかかった際に切れたのかちぎれていた。上手いこと隠れていたロープに見事に引っかかってしまったが分かったことが1つある。


こんな悪戯を仕掛けるのは一人しかいない。



「これは…リンジュの仕業だなぁ、また上手いこと悪戯を仕掛けて〜」


犯人は十中八九リンジュなのだが、犯人が分かったところで怒るのが苦手な自分がリンジュを怒るなんてこと出来るはずもない。


なんだかんだリンジュの悪戯をルカも受け入れてしまっているので怒る気など全くない。



ただ、まだ仕掛けが残っているのではと心配になり一旦厨房を離れ、仕掛ける場所が少ない安全性が高いテラスへと向かった。



行く途中にも何故か既に誰か引っかかったであろう仕掛けの残骸があったがこれもリンジュが仕掛けたのか?と考えながら自道に進んだ。



なんとかテラスへ着いたが暗光くんがテラスの近くにいたので声をかける。


「お、暗光くんおはよう、って。もう昼なんだけどね」


自分で自分にツッコミながら挨拶をすると、


「え!…あ、ルカさんでしたか!すみません、ちょっと考えごとしていて、反応が遅くなりすみません!」



相変わらず敬語で丁寧に話しながら事情を説明してくれるが特に気にしていないので大丈夫だと伝える。


テラスの方へ目を向けると悪戯の犯人リンジュと千悠ちゃん、恋人の雪菜がいた。


雪菜を 見つけ、一気にテンションがあがり雪菜へと話しかけた。


「おーい、雪菜!」


おいらが呼んだのが聞こえたのかこちらに気づいた雪菜

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嘉嫩@A応Pのライブチケット手に入れた(プロフ) - 終わりました! (2017年11月7日 20時) (レス) id: aa669ac353 (このIDを非表示/違反報告)
嘉嫩@A応Pのライブチケット手に入れた(プロフ) - 更新します! (2017年11月7日 20時) (レス) id: aa669ac353 (このIDを非表示/違反報告)
哥欲祟(プロフ) - 更新終わりました! (2017年11月7日 19時) (レス) id: 34272574b9 (このIDを非表示/違反報告)
哥欲祟(プロフ) - 今まで落ちていて申し訳ありません!更新します(*´∀`*) (2017年11月7日 19時) (レス) id: 34272574b9 (このIDを非表示/違反報告)
猫娘 - 終わりました (2017年11月7日 16時) (レス) id: 9a3b6eea55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫娘 x他8人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年10月26日 19時

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