屋敷の中 ページ47
イ「は、早く入ろう!」
そう言ってインクはドアノブに手を掛けた
すると扉はすんなり開き、中の様子が見えた
全「「わぁ…」」
中は外から見るよりずっと豪華で広かった
天井で大きくて煌びやかに輝くシャンデリア
中心にでかでかとあるレッドカーペットを敷いた階段
立ち並ぶ質素ながらも深みのあるドア
まさに金持ちが住みそうなお屋敷だった
マネ「ヒャー…中は見てなかったけどこいつは凄いな。売ったらいくらになるやら…」
エ「ホォ!こんな屋敷を私が持てたなら皆が羨望の眼差しを私に向けるだろうな…」
入るなりパピルス達は沢山ある部屋に一目散に向かい、見て周っていた
パ「にぇー!見てみろサンズ!フカフカのベッドだぞ!それにとってもグレートだ!」
べ「むぇー!こっちにも部屋があるぞ!しかも違うデザイン!まさか一室一室全部デザインが違った個室なのか!?」
サ「おいおいあんまり部屋の中で走るなよ?」
ハ「兄弟待ってくれ…速い…」
パピルスとベリーははしゃいであちこち扉を開けまくった
その後ろを必死にサンズとハニーが息切れ切れに追いかけていた
一方此方はキッチン
ワ「フム。キッチンもあるのか。」
コ『あっちに食料庫があったけど凄い量。しばらくご飯には困らないんじゃ無いかな。』
ワ「そうか。これで我輩のファルファッレ料理を皆に振る舞えるな。」
ラ「へぇ!アンタもファルファッレについての知識があるの?」
ワ「ム?あぁ。家でよく作るぞ。」
ラ「あぁ!コーヒーが言ってた通りだ!ちょっと話さない?僕もファルファッレ大好きなんだ。」
ワ「いいぞ思う存分語り合おうじゃないか。」
そう言うと嬉々としてワインとラズベリーは語り合い出した
そしてもう一方はゲームルームにいた
マ「スッゲー!最新式のからアーケードまであるぜ!」
ド「あ、結構マイナーな音ゲーもある…ドラムもある。」
グ「格闘ゲームもあるぞ!誰か一戦俺様と交えないか?」
マ「お?やるか?」
グ「あぁ。負けないけどな。」
みんなが自由に屋敷を見て周っている中でイリーナだけは未だに入ってから微動だにしていなかった
心配したインクがイリーナに駆け寄った
イ「どうしたのイリーナ、見て周らないの?」
そう聞くとイリーナは震える体を抑えながら小さく細々とした声で言った
イリ「私…知ってる…」
イ「え?」
イリ「私…この家知ってる…」
イ「え?じゃあ誰の家かもわかる?」
イリ「うん…ここは…ー私の家ー」
その言葉にインクは目を丸くした
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鈴(プロフ) - 面白いですね=)どうでもいいけどイリーナって聞くと…どうしてもビッチ先生の幼少期の頃の姿と重なる…w (2019年6月20日 19時) (レス) id: 83fb9e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - レイラさん» コメントありがとうございます!さぁどうでしょう?そこはストーリーを見てからのお楽しみということで! (2018年6月19日 22時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 〈続き〉メイリンと小夜ちゃんは戦闘シーンがカッコイイので(#^.^#)続きが楽しみですー!応援してますよ!! (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 《絶望のソウル》が目を覚ますってことはイリーナちゃん!!闇落ちしちゃうってことですか!!?闇落ちしたイリーナちゃんはかっこいい姿をイメージしてしまいます!アニメキャラにたとえるなら黒執事のメイリンやblood-cの小夜ちゃんみたいな感じでしょうか!? (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - ベルフェゴールさん» アンケートご協力ありがとうございました!なるほど、ヘルプは敵にもってこいですね! (2018年6月19日 17時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
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