私と兄とお友達【USSS】

はちじゅうきゅうわ ページ40

学祭当日



うちは前夜祭とかもないので、実感もないままスタート



2日間の学祭、さかたんたちが来るのは明日



今日は生徒達しかいないので比較的ゆるい



私は回る友達もいないので、今日はずっと店番



女「かっわいいー！！」



男「すげぇええ！！」



「あ、ありがとう…？」



白や紺のフリルが主体となった上品なワンピース



髪もハーフアップにしてもらって、自分で言うのもあれだけど、なんだか本当にお嬢さまみたい



田中「か、かわいい、似合ってるね」



少し赤くした顔で笑いかけてくれる田中くん



「田中くんもかっこいいよ」



田中「！」



より顔が赤くなったのをみて失敗したな、と思う



どうも、人の気持ちに鈍感な自分…よくない…



期待させることが、一番つらいって知ってるから





クラスの子に渡された看板を首にかけると、持ってるだけでいいのに、と笑われた



なら首かけ紐をつけないで欲しい恥ずかしい



まあ食べながら歩きたいし、手が塞がるのはあれだし、首にかけたままでいこ



教室を出て、のんびりスタート



特に声を出すわけでもなく、廊下を歩き、興味のある模擬店でご飯を買い、食べ…



なんとびっくり、それだけで一日目が終わった



ほんとになんだよ。すごくない？びっくりしない？



友達いないってこういうときつらすぎるよ、ほんとに



お店は私のおかげで繁盛したと言われたが、廊下歩いてただけだし、どれくらいお客さんが入ってたのかもわからない



ついていけないけど、まあ、うん



…明日はたのしも






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新作書きたいんですけど、誰がいいか決められないし、どんなのがいいかも決められない…


なんかありますかね…？

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