私と兄とお友達【USSS】

はちじゅうはちわ ページ39

顔に集中した熱が冷めない



冗談だといって笑われた



幼い自分が恥ずかしい



いや、志麻さんが大人すぎるよ。うん。



志麻「俺だって男やで」



そういって近づいた顔は、笑ってなかった



真剣な顔で、低い声で、まっすぐな瞳で



あれに焦らない女子はいない



顔整いすぎてて怖い



坂田「ただいまー！」



「あ、おかえりなさい。志麻さんがなんか借りる約束してたって来たよ」



坂田「あ！やっべ忘れてた…」



「さっきまでいたんだけど、帰っちゃった」



坂田「まじかぁ…ラインしとこ…」



さかたんが帰ってきて、急いで顔を取り繕う



坂田「A？なんかあった？」



「へ！？い、いや！なんも！？」



坂田「ふーん…あ！！Aそれで出たの！？」



「うん？」



坂田「まーしーは生脚大好きおじさんなんだからダメでしょ！！！」



「え？あ、はい、ごめんなさい」



坂田「ちょっかいかけられちゃうからな！！」



そう言って去っていくさかたん



もうかけられたなんて言えるわけもない

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