私と兄とお友達【USSS】

75話 ページ27

うらた「…まじぶん殴りに行ってやろうか…」



こんな時間ですがまだベッドで布団にくるまる俺



てきとーにTwitter漁ってたら隣の部屋から飛んでくるライン



グルチャに送られてきたあまり見た目の良くないオムライスと、作ってくれた！の一言



なんなのあいつまじで入院の時から俺のいらいらゲージ溜まりっぱなしだよ？



この壁今からぶち抜いて三人部屋にしてやろうかくっそ



まあ、いくら俺がカリカリしたって、モヤモヤしたって、あいつらには関係ないんだろうけど





これから、どうなるんだろう



今までは、彼女の好きな人が彼女を見ていないことが救いだった



最低だけど



そして彼女は恋をやめて、俺にもワンチャン…？なんて



そんな都合のいい夢もほんの少ししか見ることが出来ず



今はあいつが君を好きで



君がそれを知ったら、ってことずーっと考えて



うらた「…アイスでも買ってこようかな」



退院見舞いとか言って部屋に入って



少しでも二人の時間邪魔して



ちょっとでも爪痕残しちゃったりして






うらた「…さいてー…」



晴天で、地域向上なんだか車の陽気な音がいつも通り鳴り響く昼下がり



結局なにもする気になれなくて、独り相撲を続けた

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