【す.と.ぷ.り】家政婦始めたら、問題児しかいませんでした ３！

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さとみの言葉で場が凍り付く。


さっきと同じ状況だな。


「だ、ダメですか？」


さ「ごめん、俺今日なーくんたちと帰る約束してたから。また今度で。」


「また今度！？」


女が一回ぴょんと跳ねて、もう一人の女のところに駆け寄る。


「今度だって！やったー！」


「よかったね。」


幸せそうな声が聞こえてくる。


あーよかったですねー(棒)


ジ「とりあえず、早く帰ろうや。」


いつも能天気なジェルくんでも、さっきのさとみの言葉に驚いたのか動揺している様子だった。


まあ、そうなるのは当然か…。


こ「だ、だね。」


私たちは素早く階段を駆け下りて行った。

××××××××

な「ここまで来たらもう来ないよね？」


なーくんが心配した様子で学校の方を見た。


『学校から結構離れたんでもう大丈夫…！』


な「よかったー。」


長男として、ちゃんとみんなのこと気にかけてるのかな。


おー、かっこいい！


ジ「さとみ、ほんまモテモテやな〜。羨ましいわ。」


ジェルくん、本音が出てる！


こ「逆に大変そうだけどね。」


イケメンはイケメンなりの苦労があるんだろうな…。


『おーい、さとみ聞いてる？』


さっきからずっと黙りっぱなしだし。


やっぱ、さっきのことが気がかりなのか。


さ「え！？何！？なんか言ってた？」


『全然聞いてなーい笑』


さ「あ、いや、ぼーっとしてたんだって！」


とりあえず、さとみの笑顔が見れて本当によかった。


「あ、みんなー！おーい！」


『りいぬくん！？』


り「偶然だね！あ、あれるぅとくーん？」


る「あ、ごめんね。」


二人がこっちに走ってくる。


全員集合だ笑


り「あれ、さとみくん元気ないね。」


よくわかったね！？


やっぱり弟なんだな…。


さ「いや、なんでも？」


る「怪しいです。家に帰って、教えてもらいます。」


さ「だから、なんでもないって！」


り「えぇ〜？」


やっぱり仲いいな。


こういう兄弟、凄く微笑ましい、、


こ「ところで、さっき押されたとこ大丈夫だった？」


ころんが突然話しかけてくる。


『あ、たぶん大丈夫、だと思う。』


こ「本当？」


る「押されたってなんですか！？」


り「やっぱり何かあったんだ！」


るぅとくんとりいぬくんが凄い言ってくる笑


さ「まあ、詳しいことは家でねー。」


るり「えー。」


とりあえず、ちゃんとみんなで帰れてよかった。

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