貴方と共に果たす復讐【荼毘】 (ページ24)

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こちらの事情でこれからは週1,2投稿になりますT﹏T

時間がある土日のいずれかになる予定です。

ご理解お願いします...(＞_＜;)
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どれくらい眠っていたのだろうか。

急に頭上に光が現れたかと思えば、私はそこに向かって手を伸ばしていた。

縁と思われる部分に手をかけて体を持ち上げる。

『うぅ、気持ち悪い...』

口の中に入っていた液体で咽せ返る。

まだぼんやりしていて頭がよく回らない。

少しずつクリアになっていく視界の先に連合のみんながいる。

その事に気がついたのは意識が戻ってから数分後だった。

『あ、あれ？みんながいる...？』

トガ「Aちゃん！！！無事でよかったです！」

少し涙目になったトガちゃんが私に抱きついてくる。

少し息苦しく感じる程、強い力だった。

『心配かけてごめんね』

そう言って私はトガちゃんの頭を撫でた。

そんな感動(？)の再会の中、弔くんが静かに近づいてくる。

弔「ドクターから話は聞いた。なんで今まで黙ってた？」

普段は優しいけど、今回のことは流石の弔くんでも怒っていたらしい。

ふつふつと怒りを感じさせるようなオーラを解き放っていた。

『ごめんなさい。...みんなみたいに、強く、なりたくて』

雰囲気に押し負けそうで途切れ途切れに紡いだ言葉でも、弔くんはちゃんと聞いてくれた。

弔「どれだけ心配したと思ってるんだよ」

はぁとため息をひとつ吐いて私の頭を優しく撫でた。

弔「今度から、ちゃんと全部俺に言え」

『...うん』

私のその言葉を聞いて少し安心したのか、放っていたオーラは気づけば消えていた。

他のみんなも私を案じていたこと、これまであったことなどを簡単かつ詳しく教えてくれた。

私を取り囲んではたくさん言葉を掛けてくれる。

ただ1人＿＿＿＿荼毘さんを除いて。

荼毘さんは壁に背中を預けて、口を閉じていた。

話しかけようかと思ったけど、少し検査をするからということでドクターに呼ばれたので、

話すことは叶わなかった。

検査をして、特に異常は見られなかったため、みんなと帰ることになった。

帰り際に少し聞いた話だと、ギガントマキア？という人と今戦っている最中らしい。

＿＿＿よく分からないけど、戦いなら少しは役に立つかな。

そんな思いを馳せながら私は何ヶ月かぶりにみんなと一緒に帰った。