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夏目side
「ししょ〜！」
「しっ、宙くん！大きな声を出すと、Aちゃんが起きちゃいますよ！」
「あっ、ごめんなさい！」
なにこれ
センパイの肩に乗っているのは、ボクの幼馴染みの寝顔
「どういう状況なノ」
「あっ、えっと、俺がレッスン室に来た時、Aちゃんが一人で縫い物をしていて‥‥」
「Aが手に持ってます！多分衣装な〜？」
「はい。それで、昨日はあまり眠れなかったみたいで手元が危なかったんです。だから俺が、寝た方が良いですよって言ったらすぐに俺に寄り掛かって寝ちゃったんです。可愛いですよね」
センパイの�牴聴Δき瓩蓮△匹ΔいΠ嫐�だろう
子猫ちゃんのことが好きだから可愛いっていうこと？
それとも、ただ行動が可愛いっていうこと？
「‥‥センパイ」
「ん？なんですか？」
ぐっ、と拳を握って、センパイのお腹を殴った
「痛っ？！夏目くん、いつも言ってますよね？！俺の方が先輩なんですから、殴るのはダメですよ！というか、人としてダメですよ！」
「うるさい」
「今、本気でうるさいって言いましたよね？！」
「ん〜‥‥今日はししょ〜、本当にせんぱいの事が嫌いな〜？せんぱい、何かしたんですか？」
「ええっ？！俺は何もしてませんよ！無実なのに殴られてるんです！」
「センパイ、黙って」
「夏目くん、どうしてそんなに不機嫌なんですか‥‥？」
「‥‥別ニ」
自分でもよく分からなかった
幸せそうな寝顔を見てると、隣にいるのがセンパイなことにイライラする
そこ代われって言いたい
「A、ぐっすり寝てるな〜？ほっぺつんつんしても起きません！」
「ソラ、それはさすがに起きちゃうヨ」
『‥‥』
「‥‥起きませんね」
「子猫ちゃんが寝ていたラ、プロデュースもしてもらえないしネ。今日は解散にしよウ」
「えっ、Aちゃんはどうするんですか？」
「ボクが家まで届けるヨ」
「宙もししょ〜と一緒に行きたいです！」
「良いヨ。ア、センパイはダメだからネ」
「今日、いつも以上に冷たくないですか？！」
「センパイ、電気消して行ってネ。ソラ、ボクと子猫ちゃんのカバンを持ってテ。子猫ちゃんはボクがおんぶするかラ」
「はーい！」
「全く‥‥Aちゃんのこと、頼みましたよ！」
相変わらず軽い幼馴染みをおんぶして、ボク達はレッスン室を出た
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月見若葉(プロフ) - 亡命遊愉さん» ありがとうございます‥‥！初作品でコメントを頂けるなんて感激です‥‥！これからも、皆の魅力が伝わるように頑張ります！ (2017年4月29日 15時) (
レス) id: 730b85c1be (このIDを非表示/違反報告)
亡命遊愉 - ああ、夏目君も宙君も可愛いです…更新頑張ってください！応援してます！ (2017年4月29日 15時) (レス) id: b985e9e759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見若葉 | 作成日時：2017年4月9日 15時
