四月の天使に叶え【江口拓也】

ウィスキーマック《Saitou side》 ページ46

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斉「卯月さんってああ言う格好似合うよね〜」

梅「細いし身長あるし髪があれだからね。加えて声もハスキーより。なんで声優やってんだろ」

江「君がそれを言うのかいw」

斉「あ、拓也さん。どこいってたんですか？」

江「ちょっと飲みの確認」

梅「昨日あんなに飲んだのに、まだ飲むんですか？」

江「毎日飲むものなんだよ酒ってのは。じゃないとエネルギー切れで倒れるかも」

斉「拓也さんは酒で色々忘れてるふしありますもんね」

梅「あぁ、飲んでないとやってられないとか」

江「それもあるけど、酒の席の方が色々会話が弾むからね〜。いろんな人の話を聞くのが好きなんだよ」



「朝っぱらからもう酒の話してるんですか御三人」

江「卯月、電話どうだった？」

「『3時頃にお越し下さい』って。そっちは？」

江「夜じゃなくてよかったな。こっちも大丈夫って。じゃあ仕事終わり次第連絡よろしく」

「おーけー」

斉「何の話ですか？」

「ん？そろそろ引っ越そうと思ってさ。引越しが多い拓也におすすめの不動産屋教えてもらったの。拓也の方は飲みの約束を取り付けてもらった」

斉「そうだったんですね。じゃあ、僕達はもう帰ろうかな」

「ありゃ、仕事？」

梅「そんなとこです。ご飯ありがとうございました」

「いえいえ、また飲もうね〜」




見送られ梅ちゃんと一緒に拓也さん宅をでる。

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