伍《urata side》 ページ6
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《urata side》
う「あっ……ぶねぇ……」
すんでのところで支えてソファーに寝転ばせる。
志「ナイスキャッチぃ」
セ「相変わらずの充電の切れっぷりですねぇ。体大丈夫なの？」
う「溜め込み体質だからな。放電したら眠るのはいつもの事だ」
セ「電気ポケ〇ンみたいやなぁw」
ほんとにそうだ。電池が切れた途端どこでも倒れてしまう。しかも信号を出さないから困りもん。隙あらば隠そうとするし、本人もメーター無自覚で無視してるからタチが悪い。もっと身体を大事にしてほしいものだ。
こいつがうちに来るようになって、メンバーと話すようになってどれくらい経つだろう。もういつの間にか仲良くなって、いつの間にか一緒にいて、いつの間にか友達になってた。
坂「にしても綺麗な寝顔やなぁ」
う「センラ、悪いけどベッドまで運んでくれる？」
セ「はいはーい」
一番力のあるセンラにAを頼むと「失礼しますよー」と一声かけお姫様抱っこをして寝室に運んだ。
セ「はい、お姫さん移動終わりましたー」
う「さんきゅ」
セ「いーえ、あの美人さんは危機感というものが無さすぎでは？」
志「たしかにw」
坂「でもそれでこそAちゃんやん」
俺たちを信じてくれてるから本気でやってくれてるんだろうけど、他のところでもやってんのかと思うと心配になる。あいつ変なところで常識外れみたいなとこあるし、騙されて悪い男に引っかからないといいんだけど。……あいつに限ってないか。
志「そこんとこどうなんですか、うらたさん」
う「……まあ、あいつもそこまで馬鹿じゃないし、信用してくれてるんだと思うよ」
志「そういうことじゃないんですけどねー……」
セ「このふたりにそういうの求めちゃいけんでしょ」
志「進展どころか後退してへんか？」
セ「どうなんかなw」
人気商売の俺たちにとって女友達ってのは貴重だ。大切にしていきたいって思ってるのは本音。それはきっとこいつらも。
台本を撫で、俺は部屋の向こうにいるAに『おつかれ』と心の中で呟いた。
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ななき。(プロフ) - 甘蜜蜜華(精神安定剤())さん» コメントありがとうございます！こちらこそです照 今回のお話もなかなかに回りくどいのでたんまり悶えちゃってください笑 よろしくお願いします！！ (2021年2月21日 19時) (
レス) id: 42df20d673 (このIDを非表示/違反報告)
甘蜜蜜華(精神安定剤())(プロフ) - 新作おめでとうございます！！素敵な作品をいつもありがとうございます！ななき。さんの描くストーリーがもう、悶えるくらい好きです！！更新頑張ってください！ (2021年2月19日 22時) (レス) id: 95d0968963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななき。 | 作成日時：2021年2月19日 22時
