参拾漆《urata side》 ページ38
志「妹を守るシーンが熱くって。その次の5話はめっちゃ泣けるんですよねぇ」
「あー、あそこは普段はクールなレライの怒りと泣き、感情の変化がけっこう変わるから、切り替わる場所を変えて5パターンくらい撮ったんですよ〜」
志「まじですか？ゲームでは文字だけだったんで声が着いた瞬間の迫力ったらなかったです」
「めっちゃ分かります！あの妹のレアラの叫びも震えて！」
志「師匠のザガンのセリフも声がつくことで重苦しさが増すんですよね〜」
「ほんとそれです！で・も！ゲームの時のサウンドが……」
志「あぁー！それは思った！めっちゃ勿体ない！」
セ「志麻くーん、センラたち置いてけぼりでーす」
志「あ、すまん。同士を見つけて嬉しくなってしまった」
う「まーしぃアニメ化決まった時めっちゃ喜んでたもんなw」
志「うん」
「……っと、じゃあ私そろそろ行くわ」
う「おう、わるいな」
「全然。楽しかったよw」
志「あれ、帰るの？」
「はい。もうコーヒー飲み終わったので。またどこかで」
手をヒラヒラふってマスターにコーヒー代を出すと、彼女は店を出ていった。
う「さて、なんか聞きたいことあるって顔だな」
セ「坂田がねー」
志「坂田からどうぞ〜」
坂「………うっ」
う「どうした坂田、答えられることなら答えるから言ってみ？」
坂田はしばらく黙っていたが、意を決したように小さな声で呟いた。
坂「………うらさんは友達やから、大切な友達だから幸せになってほしい。でも相談くらいしてほしかったなぁって。俺たちこれからって時なのにとか、興味無いんじゃなかったっけとか、どんどんそっち優先になるんかなぁとか、色んな感情が溢れてもうて……」
う「うん」
坂「もちろん恋愛と友情が別なんもわかってるし、メンバーってだけで縛るのも違うし、うらさんの幸せが何より一番やし………で、よく分からんまんまセンラに電話してしもうた」
う「坂田はどうしたい？」
坂「………本当のこと言ってほしい。嘘は嫌いやから」
う「わかった」
俺はテーブルに置いてあった携帯を手に取り、あるところに電話をかける。数分後、出てったはずの扉から戻ってきたのは少し息を切らしたAだった。
「はぁ、はぁ………なんかあった？……って、聞いていいのかな」
う「俺たちの関係ってなに」
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ななき。(プロフ) - 甘蜜蜜華(精神安定剤())さん» コメントありがとうございます！こちらこそです照 今回のお話もなかなかに回りくどいのでたんまり悶えちゃってください笑 よろしくお願いします！！ (2021年2月21日 19時) (
レス) id: 42df20d673 (このIDを非表示/違反報告)
甘蜜蜜華(精神安定剤())(プロフ) - 新作おめでとうございます！！素敵な作品をいつもありがとうございます！ななき。さんの描くストーリーがもう、悶えるくらい好きです！！更新頑張ってください！ (2021年2月19日 22時) (レス) id: 95d0968963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななき。 | 作成日時：2021年2月19日 22時
