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ひどいこと言うね ページ24

江「A、あの人ってもしかして……」

「いやぁー、急に幼なじみに会うなんてびっくりした。ごめんねみんな、時間取らせちゃって」

増「あ、いや、気にしないで?全然大丈夫」

「そ?よかった〜。じゃあ次どこ行く?絶叫系か、迷路か……。あ、それともお土産でも買う?なんなら記念にオソロでも……」

入「ねぇ」

「なに?みゆくん」

入「花月さん、今すっごい不細工な顔してるよ」

「………っ…みゆくん、キミ意外とひどいこと言うね。女子に向かってそれはちょっと傷つくものがあるよ、私これでも女子だし」

江「やめろ」

「え?」

江「その作り笑いやめろって言ってんの」

「………ムリだよ。笑ってないと、多分私は、人目もはばからず泣き出すことになる」

江「………チッ」

「え、……なに」




拓也に舌打ちされたかと思うと、急に手首を掴まれた。




江「まっすー、みゆくん、……ちょっと野暮用に行ってくる」

増「お、おう。わかった」

入「いってらっしゃーい」

「え、ちょ、た、拓也?なに、なんなの…?」




そのまま引きずられるように拓也について行く。




スタッフ「優雅な空の旅をお楽しみください。それでは、いってらっしゃーい!」




ガゴン、と重々しく閉じられた扉。どんどんと地上から離れ、あっという間に人がおもちゃのように小さくなる。




江「さ、泣いて」

「……ちょっと待って、急に引っ張って観覧車に入れられた上に今度は泣け?一体なんなの?」

江「お前が言ったんだろ、笑ってないと泣き出すかもしれないって。だからひと目から一番遠いところに来た」

「………お前は普段冷静なくせに、突然突拍子もないことをするんだね」

江「おれはこれでも冷静に行動したつもりだよ。だからその笑顔はすぐにやめろ」

観覧車→←笑えてよかった



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ななき。(プロフ) - 春さん» 春さん!いつもご覧くださりありがとうございます!こちらこそこれからもよろしくお願いします(^^) (2019年11月28日 18時) (レス) id: 42df20d673 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!めっちゃいいです!!これからも楽しみにしてます!(^-^) (2019年11月28日 17時) (レス) id: 10bd62f869 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななき。 | 作成日時:2019年11月27日 16時

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