��.Doll ページ9
▪▪▪
？「………あれ、アイツいねぇし。呼んどいてどこいったんだよ……」
放課後。委員会で遅くなるというクロを待っていると、私とそう背丈の変わらない男性が教室の入口に立っていた。
………1年、いや緑の上履きだから3年生だろう。
？「君」
「………」
？「おーい、無視かな？」
「……あ、私でしたか。なんでしょう」
？「そうそう君。ここって坂田 明のクラスだよね？」
「……えぇ、坂田くんが所属してるクラスですよ」
？「やっぱだよなー！……ったくもう、呼んどいていないってどういうことだよ……」
「……あ、もしかしてうらたさんですか？」
う「え、……そうだけど、俺のこと知ってんの？」
「坂田くんから『うらたって人が来たら委員会で遅くなるからまっててって言っといて』って伝言を頼まれました」
う「あいつから？そっか委員会……あいつクラス委員になったって言ってたな……」
「私も人待ちなんです。よければ一緒に待ちませんか？」
う「あ、いいの？じゃあそうさせてもらおうかな」
うらたさんは身軽な様子でトントンと歩みを進めると、前の席に座って顔をこちらに向けた。肘を着くように私の顔を覗き込む。
う「君、名前なんて言うの？」
「え？」
え「俺だけ知られてんのもなんかしゃくじゃん？教えてよ」
確かに。持っていた本をパタンと閉じて見つめ返す。
「十鳥 Aです。はじめまして」
う「……A」
「はい？」
う「あ、いや、今のは呼んだんじゃなくて………いいや、Aって呼んでい？」
「もちろん。うらた先輩」
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ななき。(プロフ) - Noel*26さん» 見つけてくれてありがとうございます！！タイトルについては後で解説？するつもりですwこれからもよろしくです！ (2020年1月21日 21時) (
レス) id: 42df20d673 (このIDを非表示/違反報告)
Noel*26(プロフ) - ちょっと待って好き過ぎる。高評価お気に入り登録失礼します、更新頑張ってください（ ＾ω＾）（和訳タイトルが運命の年の少女だと思った私を殴りたい） (2020年1月21日 0時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななき。 | 作成日時：2019年12月29日 17時
