うわぁ...生で見るとやっぱイケメンだわー恐れ多くて近づけねぇ〜

第１０Q* ページ12

何の用だろ...



親「どう？あたしの言った通りかっこいいでしょ？」



何故か自分の事のように自慢してくる彼女。


あんまり、興味ないんだよなーとか思いつつ


とりあえず、思ったことをそのまま口にしてみた。



『あたし、あんまこういうの興味ないから。』


親「そうだったの？それはごめんなさい、


...でもかっこよかったでしょ？」



...なんだこの人。



かっこいいって言わせたいのか??


かっこいい、かっこいいって皆デルｍ...


モデルと言う肩書とただかっこいいってだけで


寄ってるだけじゃーん。


あたしそう言うの本当に興味ないのにぃー


彼女はかっこいいと言わないとなんか


納得してくれそうになかったので


「顔はかっこいいよね」と顔だけはを強調して


言い残し疾風のごとく家に帰った。





まさかその話を誰かに聞かれてたとも知らずに...





こうして長い長い１日が終わった。




転校してはや２週間が経とうとしている。


もうすぐ仮入部期間も終わる。


あと行ってないのがー...


・・・バスケ部ですね、はい。


ほんとは真っ先に行きたかったんですが、


少々いろいろありましてね。



なぁ〜んか行きずらくてね...アハハ


まぁ、むっくんの件もあるし...


さっきまで茶道部にお邪魔してたんですが、


茶菓子の食いすぎでりっちゃんから


追い出されちゃいましたっ☆テヘペロ


しかしですね困ったことに迷子になってしまいました。


一応りっちゃんから迷わないようにと


地図をもらったのだが、見方が分からない...


生憎自分の位置すら分からない状況だ。



あぁ、ここは何処なんだ。



すると誰かに声をかけられた。

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